フェイクデモクラシーと新たなファシズム --
ティモシー・スナイダー /著, 池田年穂 /訳   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2020.3 -- 20cm -- 190,50p

資料詳細

タイトル 自由なき世界 下
副書名 フェイクデモクラシーと新たなファシズム
著者名等 ティモシー・スナイダー /著, 池田年穂 /訳  
出版 慶應義塾大学出版会 2020.3
大きさ等 20cm 190,50p
分類 311.8
件名 ファシズム , 民主主義 , ロシア-外国関係-ヨーロッパ , 国際政治-歴史-21世紀
注記 原タイトル:The Road to Unfreedom
注記 索引あり
著者紹介 【ティモシー・スナイダー】1969年オハイオ州生まれ。イェール大学歴史学部教授。オクスフォード大学でPh.D.を取得。専攻は中東欧史、ホロコースト論、近代ナショナリズム研究。邦訳されている著書として『赤い大公――ハプスブルク家と東欧の20世紀』『ブラックアース――ホロコーストの歴史と警告』『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』(いずれも慶應義塾大学出版会、2014年、2016年、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 ヨーロッパにおける相次ぐ右派政権の誕生、イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ大統領誕生。西側を結束させてきた民主主義の価値観は、いまなぜ動揺し、世界は混乱しているのか。新たなファシズムの台頭に警鐘を鳴らす。
要旨 トランプはなぜ大統領になれたのか―。2010年代、ロシアに起こった富者による支配を正当化する権威主義体制は東から西へと広まった。それを助けたのは、ロシアによるウクライナ侵攻と、ヨーロッパやアメリカに対するサイバー戦争である。ロシアは、世界中のあらゆる場所に、ナショナリストやオリガルヒ、急進派の協力者を見出し、西側の制度や国家、価値観を解体したいというその欲望は、西側自体のなかにも共鳴者を見出してゆく。ポピュリズムの隆盛やイギリスのEU離脱(ブレグジット)、ドナルド・トランプ大統領誕生はいずれもロシアが目標とするものだったが、それらが達成できたのは西側社会や民主主義自体の脆弱さが露見したのだとも言える。民主主義や法による支配を脅かす、新たなファシズムの台頭に警鐘を鳴らす『暴政』の姉妹篇。
目次 第5章 真実か嘘か(二〇一五年);第6章 平等か寡頭政治か(二〇一六年)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2666-3   4-7664-2666-5
書誌番号 1113769683

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 312.3 一般書 利用可 - 2066120212 iLisvirtual
山内 公開 Map 312.3 一般書 利用可 - 2066024698 iLisvirtual