ソ連後のロシア文学を読み解く --
松下隆志 /著   -- 共和国 -- 2020.2 -- 20cm -- 305p

資料詳細

タイトル ナショナルな欲望のゆくえ
副書名 ソ連後のロシア文学を読み解く
著者名等 松下隆志 /著  
出版 共和国 2020.2
大きさ等 20cm 305p
分類 980.27
件名 ロシア文学-歴史-1991~ , ナショナリズム-文学上
注記 文献あり
著者紹介 1984年、大阪に生まれる。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。訳書に、ザミャーチン『われら』(光文社古典新訳文庫、2019)、ウラジーミル・ソローキン『テルリア』(2017)、同『親衛隊士の日』(2013)、同『青い脂』(共訳、2012、以上河出書房新社)など多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ロシア・ポストモダニズムとは何か. ポストモダン的「空虚」の諸相. 現実とノスタルジーの狭間で. ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄. 再定義される社会主義リアリズム. 交叉する二つの自由. アイロニーの終焉. 身体なき魂の帝国. ナショナルな欲望の再〈脱〉構築. ロシア文学のゆくえ
要旨 ソヴィエト連邦の崩壊後に、“ポストモダニズム”をまとって出現した、新たなロシア文学。その多彩な潮流を足がかりに現代ロシア文学の歩みを一望する。気鋭の翻訳者による待望の現代ロシア文学論。
目次 序章 ロシア・ポストモダニズムとは何か;第1章 ポストモダン的「空虚」の諸相;第2章 現実とノスタルジーの狭間で―「新しいリアリズム」の台頭;第3章 ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄;第4章 再定義される社会主義リアリズム―エリザーロフ『図書館大戦争』;第5章 交叉する二つの自由―自由の探求から不自由の自由へ;第6章 アイロニーの終焉―ポストソ連ロシアにおけるチェチェン戦争表象;第7章 身体なき魂の帝国―マムレーエフの創作における「我」の変容;第8章 ナショナルな欲望の再(脱)構築―二〇〇〇年代以降のソローキン;終章 ロシア文学のゆくえ
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-62-9   4-907986-62-9
書誌番号 1113770072
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113770072

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