南極から探る地球の変動現象 --
渋谷和雄 /著, 福田洋一 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2020.3 -- 21cm -- 7,317p

資料詳細

タイトル 南極地球物理学ノート
副書名 南極から探る地球の変動現象
著者名等 渋谷和雄 /著, 福田洋一 /著  
出版 京都大学学術出版会 2020.3
大きさ等 21cm 7,317p
分類 450.979
件名 南極地方 , 地球物理学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【渋谷和雄】国立極地研究所・名誉教授,総合研究大学院大学・名誉教授。昭和23年生まれ,昭和53年1月東京大学大学院理学研究科地球物理学専門課程博士課程修了,理学博士学位取得。同10月国立極地研究所研究系助手。以来南極での固体地球物理学,測地学観測・研究に携わり,平成25年3月同研究所・教授にて定年退職。昭和54年11月─同56年3月 第21次南極地域観測隊員として昭和基地越冬,昭和61年11月─同63年3月 第28次南極地域観測隊員としてあすか基地越冬,平成9年11月─同11年3月 第39次南極地域観測隊長(兼越冬隊長)。その他,1984年,1985年,1987年の3シーズン,日,米,NZとの共同観測にてアメリカ・マクマード基地,NZ・スコット基地においてエレバス火山観測に従事,1985年全米科学財団より,南極功労賞を授与される。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 大気、水、地殻は常に互いに影響を及ぼしあう。地球の回転軸は、質量としての大気や水の分布変化の影響を受け、絶えずふらつく。中でも南極の変動、すなわち大陸氷の流出や局地的な多量の積雪は、地球全体としての質量バランスを崩し、地球の揺らぎは大きくなる。一方、こうした変動現象を精密に測定するには、多くの測地観測点での連携した作業が必要になるが、南半球は陸地面積が少なく観測点が不足する。そこで重要になるのが、南極大陸である。地球全体の変動にとってもその測定においても極めて重要な場所、南極を“測る”初めての包括的参考書、オールカラー。
目次 第1部 衛星観測から探る南極の氷床変動(棚氷と氷山;合成開口レーダーによる氷床観測;SAR干渉法による氷床接地線の同定 ほか);第2部 潮位観測から探る南極の海洋変動(昭和基地での潮汐観測の歴史;海上保安庁水路部による2000年代半ばまでの解析結果;潮位データの再解析と長周期海水位変動 ほか);第3部 重力観測から探る南極の地殻変動(地球形状と重力;ばね式移動観測用相対重力計;超伝導重力計(Superconducting Gravimeter:SG) ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0269-6   4-8140-0269-6
書誌番号 1113770246

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