説話の近世的変容 -- ブックレット〈書物をひらく〉 --
日沖敦子 /著   -- 平凡社 -- 2020.3 -- 21cm -- 124p

資料詳細

タイトル 時空を翔ける中将姫
副書名 説話の近世的変容
シリーズ名 ブックレット〈書物をひらく〉
著者名等 日沖敦子 /著  
出版 平凡社 2020.3
大きさ等 21cm 124p
分類 184.9
件名 仏教説話-日本-歴史-中世 , 浄土
個人件名 中将姫
注記 文献あり
著者紹介 1978年、愛知県生まれ。名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(人間文化)。現在、文教大学文学部専任講師。著書に、『毛髪で縫った曼荼羅』(新典社、2010年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 当麻(たいま)曼荼羅から発して浄瑠璃などに変奏され、薬まで生み出した中将姫の物語。そこには人々のどんな信仰や営みが息づいているか。名所化した説話の里の様態から読み解く。
要旨 当麻曼荼羅の制作を発願した中将姫の物語は、室町時代以降、今日知られる継子譚の要素をそなえ、とりわけ近世には広く流布してゆく。絵解きされる掛幅絵や絵伝の制作に、いくつもの地に伝承される中将姫の「霊場」に、説話の実現態の種々相に、死後の安楽を願う人々の多様な心意を読み解く。
目次 1 蓮がいざなう浄土―中将姫説話の世界(蓮糸の曼荼羅;中将姫説話とは ほか);2 つながる人々―説話画を読み解く(来迎図に込められた家族のドラマ;北出嘉兵衛のこと ほか);3 中将姫を慕う人々―説話から伝承へ(国境のひばり山;五條市の仲山家 ほか);4 尼寺へ集う人々―説話から広がる信仰(宇陀の青蓮寺と中将姫;絵巻・絵伝のメッセージ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-36462-0   4-582-36462-4
書誌番号 1113771672

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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