帰化した禅の聖典 -- ブックレット〈書物をひらく〉 --
ディディエ・ダヴァン /著   -- 平凡社 -- 2020.3 -- 21cm -- 103p

資料詳細

タイトル 『無門関』の出世双六
副書名 帰化した禅の聖典
シリーズ名 ブックレット〈書物をひらく〉
著者名等 ディディエ・ダヴァン /著  
出版 平凡社 2020.3
大きさ等 21cm 103p
分類 188.84
件名 無門関
個人件名 慧開
著者紹介 1972年、フランス、エクス=アン=プロヴァンス生まれ。現在、国文学研究資料館准教授。専攻、日本仏教、特に中近世の臨済宗。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 出身地中国でさほど有名でなかったこの禅書が、日本でなぜかくも尊重されるようになったか。そもそも禅書とは何かから、噛んで含める丁寧さで禅の聖典への道行を物語る。
要旨 出自の地・中国では、刊行後の短期間を除いて完全に無視されてきた『無門関』が、日本将来以降二百年の雌伏を経て、なぜ、かくも著名な禅籍として敬意を払われるようになったのか。日本の禅のどんな動きが、この書物をスターに押し上げたのか。どんな影響をこの書は日本に与えたのか。
目次 1 『無門関』、その成立と内容(悟りへの道、語録から公案へ;公案の使用、公案集の特徴);2 日本への渡来、そして中世までの『無門関』(日本へ渡る『無門関』;静かな二百年);3 禅僧と書籍―抄物と密参録の世界(抄物とは;抄物の二種;『無門関』の再登場、下語集、そして抄物);4 近世の『無門関』、日本社会への普及(読まれる『無門関』;説明される『無門関』;曹洞宗を離れて、臨済宗へ戻る『無門関』);5 近現代の『無門関』―禅籍の大物確定(刊行に見える実践と研究の二面;『無門関』提唱―現代禅の結晶;禅の外の『無門関』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-36463-7   4-582-36463-2
書誌番号 1113771673
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113771673

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 188.8 一般書 利用可 - 2066038516 iLisvirtual
公開 188.8 一般書 貸出中 - 2066448242 iLisvirtual