井上暁子 /編, 三谷研爾 /執筆, 阿部賢一 /執筆, 藤田恭子 /執筆, 越野剛 /執筆, 井上暁子 /執筆   -- 水声社 -- 2020.3 -- 20cm -- 254p

資料詳細

タイトル 東欧文学の多言語的トポス
著者名等 井上暁子 /編, 三谷研爾 /執筆, 阿部賢一 /執筆, 藤田恭子 /執筆, 越野剛 /執筆, 井上暁子 /執筆  
出版 水声社 2020.3
大きさ等 20cm 254p
分類 989.04
件名 スラブ文学 , 言語-ヨーロッパ(東部)
著者紹介 【井上暁子】1975年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、熊本大学文学部准教授。専門は、ポーランド語圏を中心とした中・東欧文学。主な著書に『東欧地域研究の現在』(共著、山川出版社、2012年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ボヘミアとプラハのあいだ 三谷研爾著. ボヘミアにおける文学史の系譜 阿部賢一著. 「周縁」と「カノン」 藤田恭子著. ロシア極東とベラルーシにおける中華街のイメージの比較と流通 越野剛著. 文学作品と流通をめぐる政治と文化の力学 井上暁子著
内容紹介 地域文学史の記述、および文学作品中の周縁地域・言語の描写の分析を通じて、「中心」と「周縁」が転覆を繰り返す場所“東欧”、その文学が秘めるダイナミズムに肉薄する。生々流転する東欧言語文化の動態を捉える。
要旨 生々流転する東欧言語文化の動態を捉える。“文化的後進地”のイメージ、多様性を包摂する“中欧”の構想、一方での近年の民族主義の台頭―“東欧”の相貌は変転を続けてきた。その内側では多様な言語と文化の交錯、衝突が、さらなる小さな“中心”と“辺境”の記述を生起させる。本書では、地域文学史の記述、および文学作品中の周縁地域・言語の描写の分析を通じて、“中心”と“周縁”が転覆を繰り返す場所=“東欧”、その文学が秘めるダイナミズムに肉薄する。
目次 1 地域文学史の記述(ボヘミアとプラハのあいだ―多言語地域におけるドイツ文学史記述をめぐって;ボヘミアにおける文学史の系譜―フェリクス・ヴォジチカの「文学史」論をめぐって);2 『中心/周縁』モデルを超えて(「周縁」と「カノン」―ルーマニア領ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語詩人たちとゲーテ;ロシア極東とベラルーシにおける中華街のイメージの比較と流通;文学作品と流通をめぐる政治と文化の力学―二十世紀のドイツ語文学とポーランド語文学からみる上シレジアのイメージ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0476-4   4-8010-0476-8
書誌番号 1113772556
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113772556

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