加藤泰史 /編, 小島毅 /編   -- 法政大学出版局 -- 2020.3 -- 22cm -- 444,4p

資料詳細

タイトル 尊厳と社会 上
著者名等 加藤泰史 /編, 小島毅 /編  
出版 法政大学出版局 2020.3
大きさ等 22cm 444,4p
分類 114
件名 人間学 , 倫理学
著者紹介 【加藤泰史】1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学、倫理学。著書『思想間の対話』(分担執筆、法政大学出版局、2015年)、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本の思想における尊厳と尊貴 清水正之著. 尊厳概念の再概念化 ジョン・C・マラルド著 高畑祐人訳. 先行する承認 ヘイキ・J・コスキネン著 徳地真弥訳. カントの価値論? ゲアハルト・シェーンリッヒ著 高畑祐人訳. 尊厳と羞恥 マティアス・シュロスベルガー著 岩田健佑訳 横山陸訳. 文学の経験表現から考究できる〈尊厳〉の諸相 ギブソン松井佳子著. 伝統中国における梅の表象 陳健成著 小島毅著. 中国近代の尊厳概念 牧角悦子著. 現代日本の生命倫理学と尊厳の問題・序説 加藤泰史著. 脳神経科学・道徳生理学・行為の根拠 バート・ハインリクス著 高畑祐人訳. 苦を感じる能力のない生物の保護されるべき価値についての考察 フランク・ディートリッヒ著 小林道太郎訳. 〈神経〉エンハンスメント ベッティナ・シェーネ=ザイファート著 ダヴィニア・タルボット著 小林道太郎訳. 自然保護における取り換え可能性に対する制限 ディーター・ビルンバッハー著 岩佐宣明訳. 時折、家の外に出ていって木々を見ていたい アンゲーリカ・クレプス著 船木祝訳. 自然を承認する次元 マルティン・ゼール著 徳地真弥訳
内容紹介 「尊厳」の問題を多様な文脈において自由に論じる。上巻は、「尊厳ある社会」を構想する上で、主に制度設計の基礎になる議論を提示。「尊厳」という言葉をめぐる議論などを紹介する「概念史編」などで構成する。
要旨 「尊厳ある社会」を構想する上で、主に制度設計の基礎になる議論を提示する。概念史編では、「尊厳」という言葉をめぐる議論から、文学表現における問題を論じ、内外の哲学・倫理学における研究の最新の成果を紹介する。生命政策編では、生命倫理をめぐる議論、脳神経科学と道徳の関係、動物の尊厳などを論じる。環境政策編では、自然保護や環境問題だけでなく自然概念そのものの問い直しを行う。
目次 第1部 概念史編(日本の思想における尊厳と尊貴―世界における人間の位置;尊厳概念の再概念化―和辻哲郎の視点から;先行する承認―概念自体がもつ教育上問題のある含意;尊厳と羞恥―尊厳の毀損と辱めについて;文学の経験表現から考究できる“尊厳”の諸相;伝統中国における梅の表象;中国近代の尊厳概念―魯迅の小説を通して);第2部 生命政策編(現代日本の生命倫理学と尊厳の問題・序説;脳神経科学・道徳生理学・行為の根拠;苦を感じる能力のない生物の保護されるべき価値についての考察);第3部 環境政策編(自然保護における取り換え可能性に対する制限;「時折、家の外に出ていって木々を見ていたい」―自然の固有価値についての哲学的考察;自然を承認する次元)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15107-1   4-588-15107-X
書誌番号 1113773057
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113773057

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