オラフ・スポーンズ /〔著〕, 下野昌宣 /訳   -- みすず書房 -- 2020.4 -- 22cm -- 395p

資料詳細

タイトル 脳のネットワーク
著者名等 オラフ・スポーンズ /〔著〕, 下野昌宣 /訳  
出版 みすず書房 2020.4
大きさ等 22cm 395p
分類 491.371
件名 , 神経系 , ニューラルネットワーク
注記 原タイトル:NETWORKS OF THE BRAIN
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【オラフ・スポーンズ】1963年、ドイツ生まれ。インディアナ大学心理・脳科学部門プロヴォスト教授。同大学ネットワーク科学研究所、共同ディレクター。専門は計算認知神経科学。ロックフェラー大学とカリフォルニア・サンディエゴの神経科学研究所でジェラルド・エーデルマンに師事した。脳内の複雑ネットワーク研究およびコネクトミクス研究を牽引する科学者の一人として知られ、雑誌Network Neuroscience(2017年創刊、MIT Press)のエディターを務める。2011年度グッゲンハイム・フェローに選出され、2017年度にはアメリカ哲学協会よりパトリック・サップス賞を贈られている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 構造・発生・代謝・進化・心理・病理…。すべては、躍動するネットワーク・ダイナミズムを介して絡み合う。その網そのものに迫る壮大なプロジェクト、「ネットワーク神経科学」の見地へと、第一人者がいざなう。
要旨 ずばり、「脳科学と複雑ネットワーク科学を接合する」のが、著者のねらいだ。脳の構造・発生・代謝・進化・心理・病理…すべてが、躍動するネットワーク・ダイナミクスを介して絡み合っている。この“変化する網”としての脳の実像に迫る壮大なプロジェクト、「ネットワーク神経科学」の見地へと、世界の研究を牽引する第一人者がいざなう。ネットワーク科学は人間の社会関係やインフラ網の研究など幅広い分野に応用され、目覚ましい成果を上げてきた。グラフ理論に基づく解析手法や、モデル化のアイデアなども豊富に蓄積されている。それを脳神経系の研究に用いるアプローチについて、基礎から説き起こして応用例と成果までを総ざらいする。コネクトミクス研究やネットワーク神経、科学はすでに、そのほかのさまざまなアプローチと連携を深めつつある基盤的領域となっている。脳と心を研究するすべての人が、この本からネットワーク科学的な視座と実践的な感覚を得ることができるだろう。また、認知科学、心理学、精神病理、人工知能などの関連分野の研究に対しても、著者の見解は多くのインスピレーションを提供するだろう。
目次 はじめに―なぜネットワークが重要なのか?;ネットワークの指標とネットワークの基本構造;脳のネットワークとは―構造とダイナミクス;神経解剖学におけるネットワーク的展望;細胞、神経回路、システムのマッピング;脳のスモールワールド―モチーフ、モジュール、ハブ;経済性、効率、進化;自発脳活動のダイナミクスのパターン;認知機能のネットワーク;脳内ネットワークの障害;ネットワークの成長と発達;ダイナミクス―安定性と多様性;神経複雑性;脳と身体
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08884-4   4-622-08884-3
書誌番号 1113774845
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113774845

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