ネグリチュードから群島的思考へ --
立花英裕 /編   -- 水声社 -- 2020.3 -- 22cm -- 475p

資料詳細

タイトル クレオールの想像力
副書名 ネグリチュードから群島的思考へ
著者名等 立花英裕 /編  
出版 水声社 2020.3
大きさ等 22cm 475p
分類 950.29
件名 西インド諸島文学(フランス語)
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 早稲田大学名誉教授。専攻、フランス語圏文学。主な著書に『21世紀の知識人』(共編著、藤原書店、2009)、主な訳書にピエール・ブルデュー『国家貴族』(全2巻、2012)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:問いとしての世界、解決としての世界 ロミュアルド・フォンクア著. エドゥアール・グリッサンと作家の規範 フランソワ・ヌーデルマン著. あらゆる島が呼びかけ/あらゆる島は寡である 福島亮著. 叫びと揺れの思想 立花英裕著. エメ・セゼールを読むエドゥアール・グリッサン マニュエル・ノルヴァ著. エドゥアール・グリッサンとともに、エメ・セゼールを読み返す ビュアタ・マレラ著. エドゥアール・グリッサンにおける群島的思考 中村隆之著. 遠漂浪きの魂、震える群島 今福龍太著. 「クレオール文学」を翻訳する 星埜守之著. クレオール文学を翻訳する 塚本昌則著. 四本の手で書くこと 大辻都著. ブッキッシュなクレオール 中島淑恵著. マルティニクとシュルレアリスム 塚原史著. 〈クラッシュ〉の詩学 谷昌親著. J・M・G・ル・クレジオの〈エクリチュール-世界〉 クロード・カヴァレロ著. レオノーラ・ミアノとアフロディアスポラ 元木淳子著. カリブ海の食文化、トウガラシ・鱈・砂糖 尾崎文太著. ハイチの複数の声 渡邊未帆著. 痕跡からの創造 工藤晋著. 仏領西インドから極東の日本列島へ 西成彦著. バロックの渦としてのカリブ的思考 澤田直著. 「世界史の臨界」に浮上したクレオール 西谷修著
要旨 90年代から日本でも盛んに紹介され、グローバル化の浸透しきった昨今において私たちの現実に働きかける潜在力を秘めるクレオール文学・思想を、いま改めて読み直し、俯瞰する!文献目録・年表・フランス語圏作家小事典を収録。
目次 1 ネグリチュードから群島的思考へ(問いとしての世界、解決としての世界;エドゥアール・グリッサンと作家の規範;あらゆる島が呼びかけ/あらゆる島は寡である―エメ・セゼールの想像の地理学;叫びと揺れの思想―エメ・セゼールにおける共鳴の詩学;エメ・セゼールを読むエドゥアール・グリッサン―受容の詩学;エドゥアール・グリッサンとともに、エメ・セゼールを読み返す;エドゥアール・グリッサンにおける群島的思考;遠漂浪(とおざれ)きの魂、震える群島);2 クレオール文学の翻訳=創作(「クレオール文学」を翻訳する―『テキサコ』から;クレオール文学を翻訳する;四本の手で書くこと―マリーズ・コンデとシモーヌ・シュヴァルツ=バルトそれぞれの共作をめぐって);3 クレオールとの出会い(ブッキッシュなクレオール―富山大学附属図書館所蔵小泉八雲旧蔵書の書き込み調査から;マルティニクとシュルレアリスム―「クレオールの対話」とセゼールとの出会いをめぐって;〈クラッシュ〉の詩学―ミシェル・レリスとアンティル諸島;J・M・G・ル・クレジオの〈エクリチュール‐世界〉;レオノーラ・ミアノとアフロディアスポラ);4 クレオール的文化(カリブ海の食文化、トウガラシ・鱈・砂糖―ローカルとグローバルの間で;ハイチの複数の声―アラン・ローマックス、マヤ・デレンによるフィールド録音をめぐって;痕跡からの創造―グリッサンの詩学とマルティニクの音楽);5 日本とクレオール(仏領西インドから極東の日本列島へ―その足跡と評価;バロックの渦としてのカリブ的思考;「世界史の臨界」に浮上したクレオール―バタイユ、グリッサン、ルジャンドル)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0481-8   4-8010-0481-4
書誌番号 1113774865
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113774865

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