新装版 --
クロード・レヴィ=ストロース /〔著〕, 仲澤紀雄 /訳   -- みすず書房 -- 2020.4 -- 20cm -- 242,9p

資料詳細

タイトル 今日のトーテミスム
版情報 新装版
著者名等 クロード・レヴィ=ストロース /〔著〕, 仲澤紀雄 /訳  
出版 みすず書房 2020.4
大きさ等 20cm 242,9p
分類 163.2
件名 トーテミズム
注記 原タイトル:LE TOTEMISME AUJOURD’HUI
注記 文献あり
著者紹介 【クロード・レヴィ=ストロース】1908-2009年 ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935-38年、新設のサン・パウロ大学に社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員。著書『親族の基本構造』(全2巻、番町書房、1977、1978、青弓社2000)など。2009年逝去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:今日のトーテミスム. 人類学の課題
内容紹介 フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュルケームなどのトーテミスム理論を分析しつつ、トーテミスムについての新しい捉え方の先駆をルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神の操作、論弁的な思考の構造を明らかにする。
要旨 19世紀以来、“未開”社会のある社会集団と特定の動植物や無生物(トーテム)との間に交わされる特殊な制度的関係はトーテミスムと呼ばれ、幾多の実地調査が重ねられてきた。しかしそれぞれの“未開”社会を調べるほどに、各事例の間には一般化できない種々の差異があることが分かってきた。レヴィ=ストロースは、従来のトーテミスム理解は、人間と自然を非連続として捉えるキリスト教的思考の恣意と幻想にすぎないと批判する。フレイザー、ボアズ、マリノフスキー、デュルケームなどのトーテミスム理論を分析しつつ、トーテミスムについての新しい捉え方の先駆をルソーやベルクソンに見いだし、現実(自然)を前にした人間精神の操作、論弁的な思考の構造を明らかにする。“未開”社会の中に、人間性の普遍性を探った構造主義人類学宣言の書、『野生の思考』の序説をなす。
目次 今日のトーテミスム(トーテム幻想;オーストラリアの唯名論;機能主義的トーテミスム;知性へ;心の中のトーテミスム);人類学の課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08903-2   4-622-08903-3
書誌番号 1113775162

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 163.2 一般書 利用可 - 2066063006 iLisvirtual
公開 163 一般書 貸出中 - 2071431706 iLisvirtual