セラハッティン・デミルタシュ /著, 鈴木麻矢 /訳   -- 早川書房 -- 2020.4 -- 20cm -- 143p

資料詳細

タイトル セヘルが見なかった夜明け
著者名等 セラハッティン・デミルタシュ /著, 鈴木麻矢 /訳  
出版 早川書房 2020.4
大きさ等 20cm 143p
分類 929.57
注記 原タイトル:SEHER
著者紹介 【セラハッティン・デミルタシュ】1973年、トルコ・東アナトリアのエラズー出身。少数民族ザザにルーツを持つクルド系の政治家、作家。アンカラ大学卒業後フリーの法律家として働き、トルコ人権協会のメンバーとなる。平和民主党の共同党首を務め、武装組織クルディスタン労働者党とトルコ政府との紛争状態の和解に尽力したのち、人民民主党に移籍。2014年には大統領選に出馬、当選は逃したものの同党は議席数を伸ばした。2016年テロ教唆・支援の疑いで身柄を拘束され、2018年の大統領選には獄中から立候補した。現在も勾留中である。他の著作には2019年に刊行され舞台化されたDevranなどがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:我々の内なる男. セヘル. 掃除婦ナっち. 知った顔すんなってば. 黒い瞳によろしく. 刑務所内書信検査委員会への手紙. にんぎょひめ. アレッポ挽歌. ああ、アスマン!. 母との清算. 歴史の如き孤独. 最後は大団円
内容紹介 職場の同僚に恋をした。たったそれだけのことが引き起こす悲劇…。中東に暮らす人々の日々の営みと、彼らが情勢や伝統に翻弄される様を、トルコ政府に拘束中のクルド系政治家が描く短篇集。12篇収録。
要旨 工場の同僚に恋をし、デートに出かけた女性と、その家族の悲劇「セヘル」。刑務所の屋根に巣をかけた雀の妻の勇ましさと夫の情けなさをコミカルに描いた「我々の内なる男」。スポーツカーが大好きな掃除婦が通勤中にデモに出くわす「掃除婦ナっち」。一冊の傑作小説を通して、都会で暮らす娘が疎遠になっていた父の秘密に触れる「歴史の如き孤独」。中東の伝統的価値観や情勢に翻弄されながらも日々の生活を営み、夢や思い出を抱きつづける人びとの美しさを、政治犯として勾留中の著者が紡ぎだす短篇集。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-209932-7   4-15-209932-1
書誌番号 1113775174
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113775174

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