ヴァレリー「恋愛書簡」の詩学 --
森本淳生 /編, 鳥山定嗣 /編   -- 水声社 -- 2020.3 -- 20cm -- 280p

資料詳細

タイトル 愛のディスクール
副書名 ヴァレリー「恋愛書簡」の詩学
著者名等 森本淳生 /編, 鳥山定嗣 /編  
出版 水声社 2020.3
大きさ等 20cm 280p
分類 951.7
個人件名 ヴァレリー,ポール
著者紹介 【森本淳生】1970年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。編著に、『〈生表象〉の近代-自伝、フィクション、学知』(水声社、2015年)。訳書に、ウィリアム・マルクス『オイディプスの墓-悲劇的ならざる悲劇のために』(水声社、2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序-ヴァレリー「恋愛書簡」を読むために 森本淳生著. ヴァレリーと女性たち 鳥山定嗣著. 抽斗にしまった手紙 今井勉著. カリンとポールの物語 松田浩則著. 恋文を書くナルシス 鳥山定嗣著. ヴァレリーと犯罪 塚本昌則著. 愛のエクリチュールと「不可能な文学」 森本淳生著
内容紹介 「知性の詩人」と称されるポール・ヴァレリーの創作活動の陰には、「他者」としての女性たちに身を開き、知性と情動の両面にわたる濃密な関係があったことが近年明らかになった。「恋愛書簡」を読み解きながら、「エロスの詩人」の側面を鮮やかに描き出す。
要旨 “知性の詩人”と称されるポール・ヴァレリーの創作活動の陰には、「他者」としての女性たちに身を開き、知性と情動の両面にわたる濃密な関係があったことが近年明らかになった。ロヴィラ夫人、ポッジ、ヴォーチエ、ヴォワリエら、女性たちをめぐって紡がれた「恋愛書簡」を詳細に読み解きながら、知性の裏箔としてある“エロスの詩人”の側面を鮮やかに描き出す。
目次 序―ヴァレリー「恋愛書簡」を読むために;ヴァレリーと女性たち;抽斗にしまった手紙―ロヴィラ夫人問題を考える;カリンとポールの物語―Ave atque Valeをめぐって;恋文を書くナルシス―「愛」の女性単数形をめぐって;ヴァレリーと犯罪―カトリーヌ・ポッジと「奇妙な眼差し」の形成について;愛のエクリチュールと「不可能な文学」―マラルメ、恋愛書簡、“私”の回想録
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0475-7   4-8010-0475-X
書誌番号 1113775183
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113775183

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