景福宮 宮域再編事業の100年 -- プリミエ・コレクション --
宮﨑涼子 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2020.3 -- 22cm -- 341p

資料詳細

タイトル 未完の聖地
副書名 景福宮 宮域再編事業の100年
シリーズ名 プリミエ・コレクション
著者名等 宮﨑涼子 /著  
出版 京都大学学術出版会 2020.3
大きさ等 22cm 341p
分類 522.1
件名 宮殿-朝鮮 , 都市計画-朝鮮-歴史-日本統治時代
注記 索引あり
著者紹介 京都大学・京都芸術大学非常勤講師。京都大学大学院文学研究科二十世紀学専修博士後期課程修了。博士(文学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 大韓帝国から植民地、そして解放へ。朝鮮王朝の宮城であり、民族の「聖域」ともいうべき空間である景福宮。その数奇な運命とその意味を、史料と図面から解き明かす。
要旨 朝鮮王朝の宮城であった景福宮は、民族の“聖域”である。しかし総督府は、それを旧権力の遺物として扱い、植民地支配の象徴として再編しようとした。だがその風致に注目した京城市民達は、景観の保全を求める。解放後、軍事政権は、今度は新権力の象徴として整備を進めたが、民主化とともに民族精神の象徴すなわち“新たな聖域”と見做されるようになる。王朝の府の数奇な運命を、資料と図面から解き明かす。
目次 第1章 韓国併合と景福宮―近代日本の歴史的建造物・文化財概念と「聖地」の処遇‐朝鮮王朝末期から1920年代前半期まで;第2章 「京城都市構想図」と景福宮域再編計画案;第3章 1910年代前半期の景福宮域再編計画案の推移;第4章 1920年代前半期以降の景福宮域公園化計画および官邸・官舎建設計画の展開;第5章 1920年代中頃以降の宮城北エリアの変化;第6章 1920年代中頃以降の新庁舎エリアおよび博物館エリア―観光化とスポーツ利用;終論 「聖域の大衆化」と政治的統合の象徴としての再編
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0263-4   4-8140-0263-7
書誌番号 1113775280
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113775280

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