越境する空の下で --
外山健二 /著   -- 春風社 -- 2020.3 -- 20cm -- 406,14p

資料詳細

タイトル ポール・ボウルズ
副書名 越境する空の下で
著者名等 外山健二 /著  
出版 春風社 2020.3
大きさ等 20cm 406,14p
分類 930.28
個人件名 ボウルズ,ポール
注記 欧文タイトル:Paul Bowles
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 山口大学人文学部准教授(アメリカ文学・英語文学)。筑波大学大学院博士課程修了。博士(文学)。常磐大学准教授を経て現職。筑波大学地中海・北アフリカ研究センター客員共同研究員。共著として『英文学と他者』(金星堂 2015年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 ボウルズにとって“移動”とは何であったのか、どのようにイスラーム圏のマグレブを表象したのか。越境する作家の魅力の根源を探る。
目次 第1部 移動するボウルズ(抑圧・空想・移動―フレッチャリズム、スプリング・フィールド、グリニッジ・ヴィレッジ;選択されたフランス;フランスからモロッコ―シュールレアリズムと民族誌学;イギリス植民地セイロンにおけるバーガー―「筌とプライヴェートな用向き」に見るセイロンの社会構造;なぜ、スレイドは医師か―『世界の真上で』と〈新しきもの〉);第2部 ボウルズの北アフリカ表象(サハラ沙漠の移動―『シェルタリング・スカイ』の自伝性とポート夫婦をめぐって;二つの『シェルタリング・スカイ』と表象―「コロニアル・ロード・ナラティヴ」のセクシュアリティと人類学;「非読み書き能力」をめぐる魅力の探求;タンジールと民衆―「山上でのティー」と『雨は降るがままにせよ』;非人称的自己と他者―『雨は降るがままにせよ』におけるダイア);第3部 モロッコのボウルズ(アマールの人形と近代性―『蜘蛛の家』のイスラーム表象;“近代化”に隠された“同性愛”―『蜘蛛の家』を読む;ボウルズとアルフレッド・チェスター;モハメド・ショークリ『パンのためだけに』を読む―ボウルズの“翻訳”と二一世紀英語文学の可能性;翻訳家としてのボウルズ――二一世紀の世界文学へ向けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-683-5   4-86110-683-4
書誌番号 1113775931

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