その実相と宿痾 --
横地光明 /著, 江口博保 /編集代表   -- 勉誠出版 -- 2020.3 -- 27cm -- 256p

資料詳細

タイトル 自衛隊創設の苦悩
副書名 その実相と宿痾 警察から生まれた軍隊でない武装集団警察予備隊・保安隊・自衛隊
著者名等 横地光明 /著, 江口博保 /編集代表  
出版 勉誠出版 2020.3
大きさ等 27cm 256p
分類 392.1076
件名 自衛隊-歴史
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 【横地光明】昭和2年、栃木県生まれ。19年、予科士官学校(60期)入校。20年、陸軍航空士官学校入校。同年、東京高等師範学校附属第一臨時教育養成所卒。22年、県立春日部中学→高校教諭。27年、警察予備隊初の高専学卒者公募で入隊。60年退官。平成30年7月7日逝去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦後の日本占領軍の徹底した進駐・駐留・統治の実態と、自衛隊成立史に残る問題点を再認識して、突発する国難に備え、護国体制を緊急に充実させなければならない。陸上自衛隊史の根本問題を示し、日本の危機に警告する。
要旨 命懸けで国土国民を護るのは国民による軍隊だ!占領軍進駐により徹底統治された戦後日本の実態。朝鮮動乱勃発で再軍備を要求する米国と抵抗する日本政府…。妥協の産物・警察予備隊は国内治安を主管する警察官僚が主導。保安隊、自衛隊と名称を変えても警察原理に束縛され対外武力行使を目的とする軍隊原理を確立できていない。陸上自衛隊史の根本問題を示し、日本の危機に警告!
目次 第1編 連合軍による日本占領の実態(連合軍の日本占領態勢の確立;連合軍の全国展開;各都道府県への進駐駐留の実態;独立回復により、占領軍から駐留軍へ);第2編 警察予備隊・保安隊(警察予備隊創設をめぐる論争(発足序曲);警察予備隊は警察か軍隊か;警察予備隊の外形と内実;保安隊は独立国家最小限の治安警備力);第3編 陸上自衛隊の誕生と新国軍への道(自衛隊誕生の背景;プレ1次~4次防時期の防衛力整備(戦前派政治家政権時代);防衛計画の大綱時代(戦中・戦後派政権);本編の要約);第4編 武装集団としての主要命題の考察(政治の防衛無関心と警察官僚の歪んだ統制;幹部の採用と補充;部隊の編成配置とその宿痾;米軍用兵思想導入と高級幹部の養成;自衛隊に関わる事件・事故の教訓;結論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-23079-3   4-585-23079-3
書誌番号 1113776709
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113776709

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