都市なき豊かさの文明 -- 環境人間学と地域 --
安藤和雄 /編著   -- 京都大学学術出版会 -- 2020.3 -- 22cm -- 537p

資料詳細

タイトル 東ヒマラヤ
副書名 都市なき豊かさの文明
シリーズ名 環境人間学と地域
著者名等 安藤和雄 /編著  
出版 京都大学学術出版会 2020.3
大きさ等 22cm 537p
分類 292.51
件名 アルナチャル・プランデシュ州
注記 欧文タイトル:East Himalaya
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 京都大学東南アジア地域研究研究所 教授。専門分野:熱帯農学,農村開発研究,地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:高地文明論と農村文明論 安藤和雄著. 「高地文明」としての東ヒマラヤ 安藤和雄著. 高所ヒマラヤの地勢的特徴と現代 宮本真二著. ミタンの利用と高所世界 川本芳著 タシ ドルジ著 稲村哲也著. 焼畑から換金作物へ,そして…… 赤松芳郎著. 健康と高地文明 石本恭子著. ビレッジヘルスワーカーたち 坂本龍太著. モンパ族の食事 木村友美著. 高地生活習慣病モデルからみたモンパの高齢者 奥宮清人著. モンユルの仏教 奥山直司著. 「森のチベット」における自然信仰の聖地 小林尚礼著. モンパ民族地域に見られる「悪霊」と儀式 水野一晴著. 焼畑耕作と在来信仰 トモ リバ著 安藤和雄著 小坂康之著. 陸封された地域の「解放」 河合明宣著. 東ヒマラヤの植生に刻まれた歴史 小坂康之著. 東部ヒマラヤにおける土地開発史 宮本真二〔ほか〕著 安藤和雄〔ほか〕著 アバニィ クマール バガバティ〔ほか〕著. ブータン極東部の牧民社会とその変化 稲村哲也著 川本芳著. 西南シルクロードと焼畑的水田稲作からひもとくヒマラヤ東部 安藤和雄著
内容紹介 中国やインドの低地からの文明的干渉に抗し、風土に応じた生業と独自の社会文化を築いたアジア高所地域に、今に生きる「都市なき文明」の力を見る。高所地域研究の単位性を捉え、文明論に一石を投じる。
要旨 アジアの高地は、中国やインドの低地からの文明的干渉に対抗し、取り入れるべきものは取り入れながら高地の風土に応じた生業を発展させる一方で、独自の社会文化を築いている。高所特有の環境に移動し適応してきた人々の、自然利用と精神世界の特徴をあぶり出し、そこに「文明」と呼びうる制度を見る。世界の高地社会研究に資するとともに、あまたある文明論に一石を投じ、温帯・低地世界中心の文明観の問題点に鋭く迫る。
目次 高地文明論と農村文明論―東部ヒマラヤでの地域研究が目指すもの;第1部 生業―農耕、牧畜と生態環境(「高地文明」としての東ヒマラヤ―農耕からの視点;高所ヒマラヤの地勢的特徴と現代―自然災害問題から考える;ミタンの利用と高所世界―ブータンの交雑家畜の遺伝学研究から;焼畑から換金作物へ,そして…―東ブータン村落の農業と現状);第2部 身体―食文化と医学的特徴(健康と高地文明―ディランの医療事情とライフスタイルの変容;ビレッジヘルスワーカーたち―ブータン王国における村の保健管理の担い手;モンパ族の食事―ルブラン村に暮らす牧民の栄養調査から;高地生活習慣病モデルからみたモンパの高齢者);第3部 精神―高所の宗教文化(モンユルの仏教―チベット仏教圏の中のアルナーチャル・プラデーシュ州西部;「森のチベット」における自然信仰の聖地;モンパ民族地域に見られる「悪霊」と儀式;焼畑耕作と在来信仰);第4部 近代―土地利用、グローバリズムと変容(陸封された地域の「解放」;東ヒマラヤの植生に刻まれた歴史;東部ヒマラヤにおける土地開発史;ブータン極東部の牧民社会とその変化;西南シルクロードと焼畑的水田稲作からひもとくヒマラヤ東部―3次元的な地域体系研究の端緒として);終章に代えて 西南シルクロードと焼畑的水田稲作からひもとくヒマラヤ東部―3次元的な地域体系研究の端緒として
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0273-3   4-8140-0273-4
書誌番号 1113776726
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113776726

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 292.5 一般書 利用可 - 2066449095 iLisvirtual