報告書が示す不祥事の呆れた後始末 -- 中公新書ラクレ --
八田進二 /著   -- 中央公論新社 -- 2020.4 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル 「第三者委員会」の欺瞞
副書名 報告書が示す不祥事の呆れた後始末
シリーズ名 中公新書ラクレ
著者名等 八田進二 /著  
出版 中央公論新社 2020.4
大きさ等 18cm 253p
分類 336
件名 危機管理(経営)
著者紹介 会計学者。1949年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(プロフェッショナル会計学:青山学院大学)。現在、青山学院大学名誉教授、大原大学院大学教授、金融庁企業会計審議会委員、金融庁「会計監査の在り方に関する懇談会」メンバー等を兼任。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」が、実際は関係者が身の潔白を「証明」する“禊のツール”として機能している。そのことを具体例を示しながら明らかにしつつ、なぜそんなことが許されているのかを解き明かす。
要旨 不祥事のたびに発足される日本独自の“慣例”の虚実。不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する“禊のツール”になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる“隠れ蓑”になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった―と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。
目次 第1章 第三者委員会の呆れた実態―報告書、それを生み出した組織の正体が見える(説得力なし。「書き直し」を命じられたザンネンな作文;大学教育を揺るがす事態に切り込むことができたのか ほか);第2章 報告書21通の「通信簿」を公開する(「格付け」はこうして行われた;日弁連ガイドラインが語るもの ほか);第3章 「失われた10年」に誕生し“禊の道具”と化した(第一号は、あの山一だった;のちに逮捕された経営者を「擁護」したフタバ産業事件 ほか);第4章 会計のプロから第三者委員会への「提言」(会計監査に似る第三者委員会;あらためて「第三者」とは何か ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-150685-6   4-12-150685-5
書誌番号 1113776783

所蔵

所蔵は 5 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 336 一般書 利用可 - 2066257943 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 336 一般書 利用可 - 2066164082 iLisvirtual
金沢 公開 Map 336 一般書 利用可 - 2066164120 iLisvirtual
公開 Map 336 一般書 利用可 - 2066077490 iLisvirtual
都筑 公開 Map 336 一般書 利用可 - 2066258117 iLisvirtual