廃墟からの「声」と都市 --
西井麻里奈 /著   -- 人文書院 -- 2020.3 -- 20cm -- 378p

資料詳細

タイトル 広島 復興の戦後史
副書名 廃墟からの「声」と都市
著者名等 西井麻里奈 /著  
出版 人文書院 2020.3
大きさ等 20cm 378p
分類 217.606
件名 広島市-歴史 , 原子爆弾投下(1945広島市) , 戦災復興-広島県
著者紹介 1988年愛知県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(博士・文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD。主要論文に「広島平和記念公園の形成史と住民立退き 復興事務所資料からみる人びとの経験」(『歴史学研究』988号、2019年10月)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. 廃墟と描線. 死者の都市. 顕在化する復興の境界線. 禁じられた復興を生きる. 「不法占拠」という復興経験. 廃墟のなかの「声」を読みとく
内容紹介 廃墟からの「復興」が唱えられるとき、聞こえなくなる声がある。生き残った人々は、立退きをともなう都市計画に抗い、行政に対し多数の陳情書をしたためた。この陳情書に光を当てる。戦後広島を、無数の声とさまざまな力線が交差する空間として描き出す。
要旨 廃墟からの「復興」が唱えられるとき、聞こえなくなる声がある。生き残った人々は、自らの暮らしを取り戻すため、立退きをともなう都市計画に抗い、行政に対し多数の陳情書をしたため、声をあげようとした。本書はこの陳情書に初めて光を当てた画期的研究である。戦後広島を、無数の声とさまざまな力線が交差する空間とした描き出す渾身作。
目次 第1章 廃墟と描線―都市復興のなかの境界画定;第2章 死者の都市―移動する墓碑の軌跡;第3章 顕在化する復興の境界線;第4章 禁じられた復興を生きる―広島平和記念公園;第5章 「不法占拠」という復興経験―一九七〇年・相生通り調査から;終章 廃墟のなかの「声」を読みとく
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24129-5   4-409-24129-X
書誌番号 1113777287
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113777287

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