岩﨑奈緒子 /編集, 中野慎之 /編集, 森道彦 /編集, 横内裕人 /編集   -- 勉誠出版 -- 2020.3 -- 22cm -- 404p

資料詳細

タイトル 日本の表装と修理
著者名等 岩﨑奈緒子 /編集, 中野慎之 /編集, 森道彦 /編集, 横内裕人 /編集  
出版 勉誠出版 2020.3
大きさ等 22cm 404p
分類 724.9
件名 掛軸-保存・修復-日本
著者紹介 【岩﨑奈緒子】1961年生まれ。京都大学総合博物館教授。専門は日本近世史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:装潢師の声を聞く 岩﨑奈緒子著. 表具師から装潢師へ 岡興造著. 古文書修理の歴史と理念 湯山賢一著. 日本中世の仏画の表装 谷口耕生著. “東山表具”の成立をめぐる小考 板倉聖哲著. 江月宗玩による表具の記録と制作 門脇むつみ著. 表装が伝えるもの 髙田智仁著. 近代日本における中国書画蒐集と表装 竹浪遠著. 近代日本画の材料と表装 中野慎之著. 平安時代の仏画制作とその修理 増記隆介著. 前近代における書跡・古文書修理の諸相 横内裕人著. 護持院隆光の寺社修理 古川攝一著. 近世における障壁画の保存と継承 森道彦著. 近世ヨーロッパ美術と修復 平川佳世著
内容紹介 文化財の修理・保存の第一線にあり、その困難な作業の中で、技術者たちはどのような試行錯誤を重ねてきたのか。残し伝えられてきた「モノ」との真摯な対話の中から、表装と修理にまつわる文化史を描き出し、文化財保護の意義と意味を照射する。
要旨 絵画や書、古文書など、紙や絹を用いた文化財は、表装によって、より美しく、より長くその存在を守られ続ける。そして、これらの歴史的遺産を修理・保存し、伝えていくことは、そこに込められた人々の思い・願いをも共有していく営みである。表装や修理は、どのような価値観や思想のもとに行われてきたものなのか。文化財の修理・保存の第一線にあり、その困難な作業の中で、技術者たちはどのような試行錯誤を重ねてきたのか。残し伝えられてきた「モノ」との真摯な対話の中から、表装と修理にまつわる文化史を描き出し、今日の我々にとっての文化財保護の意義と意味を照射する。
目次 第1部 現代の装潢・文化財修理(装潢師の声を聞く―技術者から見た装潢文化財修理の進化;表具師から装潢師へ;古文書修理の歴史と理念);第2部 表装の文化史(日本中世の仏画の表装;“東山表具”の成立をめぐる小考;江月宗玩による表具の記録と制作;表装が伝えるもの―後水尾院縁の掛軸を事例として;近代日本における中国書画蒐集と表装;近代日本画の材料と表装);第3部 修理の文化史(平安時代の仏画制作とその修理;前近代における書跡・古文書修理の諸相―現状維持の理念をめぐって;護持院隆光の寺社修理―元禄期の奈良を中心に;近代日本画の材料と表装;近世ヨーロッパ美術と修復―芸術作品の受容史の視点から)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-20073-4   4-585-20073-8
書誌番号 1113777505

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