美の起源に迫る --
池谷和信 /編   -- 昭和堂 -- 2020.3 -- 21cm -- 297p 図版8枚

資料詳細

タイトル ビーズでたどるホモ・サピエンス史
副書名 美の起源に迫る
著者名等 池谷和信 /編  
出版 昭和堂 2020.3
大きさ等 21cm 297p 図版8枚
分類 383.3
件名 装身具-歴史 , ビーズ細工-歴史
注記 欧文タイトル:Following the History of Homo sapience through Beads
著者紹介 国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学教授。専門は環境人類学、人文地理学、アフリカ研究、地球学、生き物文化誌学。主な著作に『狩猟採集民からみた地球環境史――自然・隣人・文明との共生』(編著、東京大学出版会、2017年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人類とビーズ 池谷和信著. 人類最古のビーズ利用とホモ・サピエンス 門脇誠二著. 新石器時代のストーンビーズ 河村好光著. 縄文時代の装身具 山本直人著. 先史琉球の貝ビーズ文化 木下尚子著. 古代日本とユーラシア 田村朋美著. インダス文明のカーネリアン・ロード 遠藤仁著. 弥生・古墳時代の多様なビーズ 谷澤亜里著. 古代エジプトの社会をつなぐビーズ 山花京子著. 中国文明の宗教芸術に見るビーズ 末森薫著. アフリカに渡ったガラスビーズ 戸田美佳子著. アイヌと北方先住民を結ぶガラスビーズ 大塚和義著. オセアニアのガラスビーズがきた道 印東道子著. オセアニアの貝ビーズ文化 後藤明著. 東アフリカ牧畜社会の若者文化 中村香子著. 台湾原住民族の文化の多様性 野林厚志著. 現代アイヌのタマサイ 齋藤玲子著. タイの若者文化と土製ビーズ 中村真里絵著. 日本で華開くビーズ文化 池谷和信著
内容紹介 ビーズは現生人類の最初のアートと呼ばれる。その素材や細工は地域や時代によって多種多様。富や威信、集団の象徴など社会的役割も担ってきた。ビーズの誕生した約10万年前から現在まで、地球全域をフィールドに、ビーズを軸にホモサピエンス史をたどる。
要旨 12万年前の埋葬跡から出土した貝殻ビーズ、新石器時代のストーンビーズ、縄文時代の翡翠、エジプト文明のファイアンス、インダス文明のカーネリアン、大航海時代のガラスビーズ…、その素材や細工は地域や時代によって多種多様。そして現代世界にはあらゆる素材のビーズがあふれ、まさに百花繚乱。同時にビーズは、富や威信、集団の象徴など社会的役割を担ってきた。本書では、ビーズの誕生した12万年前から現在まで、地球全域をフィールドに、ビーズを手がかりとして人類の歴史をたどる。
目次 人類とビーズ;1 ビーズの誕生とその展開(人類最古のビーズ利用とホモ・サピエンス―世界各地の発見から;新石器時代のストーンビーズ―狩猟採集・初期農耕時代の東アジア;縄文時代の装身具―多様な素材と翡翠ビーズ;先史琉球の貝ビーズ文化―豊かな素材と素朴な文化);2 古代国家と古代文明の形成・展開(古代日本とユーラシア―ガラスビーズからみる交易;インダス文明のカーネリアン・ロード―古代西南アジアの交易ネットワーク;弥生・古墳時代の多様なビーズ―社会の複雑化と装飾;古代エジプトの社会をつなぐビーズ―王と家臣、神と人;中国文明の宗教芸術にみるビーズ―敦煌莫高窟の菩薩装身具);3 大航海時代と世界システム(アフリカに渡ったガラスビーズ―ビーズ文化を受容した社会、しなかった社会;アイヌと北方先住民を結ぶガラスビーズ―交易の歴史と文化的役割;オセアニアのガラスビーズがきた道―航海誌・考古学・民族資料からたどる;オセアニアの貝ビーズ文化―欧米化のなかの婚資と地域通貨);4 地域文化の持続と変容―ビーズからみた現代世界(東アフリカ牧畜社会の若者文化―ビーズにみる社会と文化の変容;台湾原住民族の文化の多様性―ビーズにみる過去と現在;現代アイヌのタマサイ―文化のシンボルとしてのビーズ;タイの若者文化と土製ビーズ―流行と衰退が映す社会の変容;日本で華開くビーズ文化―ガラスビーズ・ビーズバッグ・ビーズ織り)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8122-1927-0   4-8122-1927-2
書誌番号 1113777532

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