悪を克服する哲学 -- NHK「100分de名著」ブックス --
萱野稔人 /著   -- NHK出版 -- 2020.4 -- 19cm -- 173p

資料詳細

タイトル カント永遠平和のために
副書名 悪を克服する哲学
シリーズ名 NHK「100分de名著」ブックス
著者名等 萱野稔人 /著  
出版 NHK出版 2020.4
大きさ等 19cm 173p
分類 319.8
件名 永久平和論
個人件名 カント,イマヌエル
注記 タイトルは奥付・背による.標題紙のタイトル:永遠平和のために
注記 2016年刊の加筆・修正
注記 文献あり
著者紹介 1970年愛知県生まれ。津田塾大学総合政策学部教授・学部長。専門は政治哲学、社会理論。パリ第10大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。著書に『国家とはなにか』(以文社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦争することが「人間の本性」であるとすれば、私たちはいかに平和を獲得しうるだろうか。西洋近代最大の哲学者カントが著した平和論の古典、その核心を読み解く。2016年8月に放送された番組のテキストに大幅な加筆を加えて書籍化。
要旨 カント晩年の平和論は、全ヨーロッパが戦火に包まれ、革命によって近代民主主義国家の原型が作られた時代に書かれた。人間にとっての「自然状態」は戦争であり、平和は「新たに創出すべきもの」と考えたカントは、法の秩序を社会に行き渡らせることの価値を重んじる。西洋近代最大の哲学者は、私たちはいかにして平和を獲得できると説いたのか。不朽の名著を現代にひもとく。
目次 はじめに 哲学の視点から平和の可能性を考える;第1章 誤解されやすいカントと『永遠平和のために』(遅咲きの哲学者カント;カント教授の一日 ほか);第2章 世界国家か、国家連合か(戦争が起こりにくくなるような社会の仕組み;共和的な体制とは何か ほか);第3章 人間の悪こそ平和の条件である(議論の自由と秘密条項;自然こそが永遠平和を保証する ほか);第4章 カントがめざしたもの(哲学的土台としての「付録」;道徳と政治の一致 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-081816-9   4-14-081816-6
書誌番号 1113780310
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113780310

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