大乗経典の起源と形成 --
下田正弘 /著   -- 東京大学出版会 -- 2020.4 -- 22cm -- 332,27p

資料詳細

タイトル 仏教とエクリチュール
副書名 大乗経典の起源と形成
著者名等 下田正弘 /著  
出版 東京大学出版会 2020.4
大きさ等 22cm 332,27p
分類 181.02
件名 仏教 , 仏典
注記 欧文タイトル:Toward a New Frame of Reference for Research on MahAyAna Sutras in Light of the Linguistic Turn
注記 索引あり
著者紹介 1957年生まれ。1989年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(印度哲学専門分野)満期退学。1994年 東京大学文学部助教授。2006年 東京大学大学院人文社会系研究科教授。現在 東京大学大学院人文社会系研究科教授(インド哲学仏教学)、東京大学次世代人文学開発センター(人文情報学部門)。主要著書『涅槃経の研究-大乗経典の研究方法試論』(春秋社、1997年、新版2019年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:エクリチュール論から照らす仏教研究. 大乗経典の創出. 大乗仏教起源論再考. 大乗経典継承の歴史. 聖なる書物のかなたに. 口頭伝承と書写. 媒体の展開としての仏教史. 思考の痕跡としてのテクスト
要旨 口頭から書写へと伝承メディアの変化をとおして大乗仏教が誕生した―。デリダらのテクスト理解、オングらの口頭伝承の研究、キャントウェル・スミスらの聖典研究など、西洋人文学の成果を照合しつつ、東洋の仏教について思想史・社会史の観点から新説を提起する力作。
目次 第1部 仏教とエクリチュール(エクリチュール論から照らす仏教研究―大乗経典研究準拠枠構築のこころみ;大乗経典の創出―経典制作が開くあらたな仏教世界);第2部 仏教と聖典(大乗仏教起源論再考―過去と現在のあいだの共同主観の場;大乗経典継承の歴史―一九八〇年代以降の大乗経典研究;聖なる書物のかなたに―伝統仏教と大乗仏教の経典の差異);第3部 仏教とメディア(口頭伝承と書写―パーリ聖典、律蔵、大乗経典;媒体の展開としての仏教史―教典研究と人文学の課題;思考の痕跡としてのテクスト)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010415-9   4-13-010415-2
書誌番号 1113780430

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