熟成版 --
緒方正人 /語り, 辻信一 /編著   -- 素敬SOKEIパブリッシング -- 2020.3 -- 19cm -- 383p

資料詳細

タイトル 常世の舟を漕ぎて
版情報 熟成版
著者名等 緒方正人 /語り, 辻信一 /編著  
出版 素敬SOKEIパブリッシング 2020.3
大きさ等 19cm 383p
分類 916
件名 水俣病
注記 初版:世織書房 1996年刊
注記 索引あり
著者紹介 【緒方正人】不知火海漁師。1953年、熊本県芦北町女島生まれ。6歳の時、父・福松を水俣病で亡くす。自身も水俣病を発症しながら、家業の漁師を継ぐ。74年、水俣病の認定申請を行い、水俣病認定申請患者協議会(申請協)に入会。81年、申請協の会長に就任するも、認定と補償のを求める運動のあり方に疑問をもち、85年、会長を辞任。三か月間、自ら“狂い”と呼ぶ時期を過ごした後、認定申請をとり下げた。87年、木造の舟「常世の舟」を完成。水俣まで舟を漕ぎ、チッソ水俣工場正門前で、たった独りの坐り込みを行った。以来、水俣病の被害者としてではなく、文明社会におけるいのちの加害者を自認しながら、水俣病事件におけるお金ではない償いのあり方、加害者と被害者を超えた関係性のあり方などを問い、表現し続けてきた。現在も、不知火海で漁師を営みながら、いのちの思想を人々に伝えている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代とは、文明とは、人間とは、いのちとは…。水俣に生まれた緒方正人の、ユーモアに溢れながらも切なく響く問いかけは、どのようにこだまするか。1996発行書、『週刊金曜日』などの原稿を再編集し、2018年、2020年の聞き書きを増補した熟成版。
目次 1 丸い輪の中から(一九九三‐一九九五)(賑やかな村;海の水は辛かぞ ほか);2 舟出(一九九三‐一九九五)(若潮;やって何が悪い ほか);3 もやい直し(一九九六‐二〇〇〇)(今思うこと;梯子を外す ほか);4 日月の光のもと(一九九九)(ヨーロッパを歩く;新しい冒険へ ほか);5 いのちはのちのいのちへ(二〇一八‐二〇二〇)(近代史の中の水俣病;生命史の中の「私」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-9910816-2-0   4-9910816-2-9
書誌番号 1113781546
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113781546

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