皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力 --
山口謠司 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2020.5 -- 19cm -- 271p

資料詳細

タイトル 文豪の悪態
副書名 皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力
著者名等 山口謠司 /著  
出版 朝日新聞出版 2020.5
大きさ等 19cm 271p
分類 910.26
件名 文学者-日本-歴史-明治以後
著者紹介 1963年、長崎県生まれ。大東文化大学文学部教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院に学ぶ。著書に『日本語を作った男』(集英社インターナショナル、第29回和辻哲郎文化賞受賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「青鯖が空に浮かんだような顔」「オタンチン・パレオロガス」…。明治・大正・昭和に活躍した文豪が放った皮肉・罵倒の語彙とは。文豪たちの人間くささが垣間見えると同時に、悪態をつくときに放たれる言葉に不思議と奥深さも感じられる1冊。
要旨 大作家先生は不快になったとき、どんな言葉を使うのか?時に本能むき出しに、時にひねりを利かせて。相手を愚痴りたおして黙らせる!決め台詞の極意。
目次 第1章 「馬鹿」「田舎者」(「オタンチン、パレオロガス」―夏目漱石が、奥さんを;「馬鹿!」―夏目漱石が小栗風葉に ほか);第2章 文豪の嘆きとぼやき(「創造力というものが無いんだね」―徳田秋声が武林無想庵に;「菊池は性質野卑奸〓」―永井荷風が菊池寛に ほか);第3章 喧嘩もほどほどに(「芥川がえらく、しょげかえっていた」―佐藤春夫の批評に芥川龍之介が;「青鯖が空に浮んだような顔をしやがって」―中原中也から太宰治・「蛞蝓みたいにてらてらした奴で、とてもつきあえた代物ではない」―太宰治から中原中也 ほか);第4章 その「皮肉」も効いていますね(「この人一人は、日本の男が、巨大な乳房と巨大な尻を持った白人の女に敗れた、という喜ばしい官能的構図を以て」―三島由紀夫が谷崎潤一郎に;「まるで子供同志が話しているようであった」―菊池寛が横光利一に ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-331874-8   4-02-331874-4
書誌番号 1113784619
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113784619

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神奈川 公開 Map 910 一般書 利用可 - 2066650912 iLisvirtual