合法化されるミサンドリー --
ポール・ナサンソン /著, キャサリン・K・ヤング /著, 久米泰介 /訳   -- 作品社 -- 2020.6 -- 20cm -- 492p

資料詳細

タイトル 法制度における男性差別
副書名 合法化されるミサンドリー
著者名等 ポール・ナサンソン /著, キャサリン・K・ヤング /著, 久米泰介 /訳  
出版 作品社 2020.6
大きさ等 20cm 492p
分類 367.5
件名 男性-アメリカ合衆国 , 男性-カナダ , 性差別-法令-アメリカ合衆国 , 性差別-法令-カナダ
注記 原タイトル:Legalizing Misandry
著者紹介 【ポール・ナサンソン】カナダ・マギル大学元宗教学部教授、美術史BA、キリスト教神学BTh、宗教学MA、宗教科学Ph.D。宗教と世俗化の閉じられた関係を研究。神話的サブテキストを持つ映画(『理由なき反抗』など)に関する論文、文化的に重要な出来事(ダイアナ妃の死への世論の反応など)に関する論文がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 なぜ父親は、離婚で子供の親権を認められないのか?なぜ男性のDV被害は問題にならないのか?親権、DV、セクハラ、レイプ、売春、アファーマティブアクションなど、具体的な事例を検証し、いかに男性への差別・蔑視が合法化されているかを明らかにする。
要旨 なぜ父親は、離婚で子供の親権を認められないのか?なぜ男性のDV被害は、問題にならないのか?夫のペニスを切断した“ホビット事件”、最高裁判事候補がセクハラで訴えられた“C・トーマス事件”、14人の女性を殺害した“モントリオール理工科大学銃撃事件”などを取り上げ、これらの事件後、いかに政治的な運動と論争が起こされ、世論がマスメディアによって形成され、男性差別的な法改正が行われたかを検証する。そして、1990年代以降、この合法化された“男性蔑視”(ミサンドリー)が、裁判所・教育機関・政府委員会・企業から、雇用・結婚・離婚・セクハラ・暴力・人権に影響を与える法律や政策に至るまで、いかに浸透していったかを明らかにする。
目次 社会的制裁から、法的な男性差別へ;第1部 裁判にかけられる男性―世論の法廷(妻対DV加害者―ホビット事件;ワーカー対ハラスメント者―ヒル対トーマスの論争;殉教者対殺人者―モントリオール大学の虐殺);第2部 裁判にかけられる権利―経済問題(女性の権利対人権―付与される権利の事例;母親の権利対父親の権利―子どものケース);第3部 裁判にかけられるセックス―解放から分離へ(権力対快楽―ポルノグラフィ/売春のケース;女性被害者対男性被害者―女性に対する暴力の事例);第4部 裁判にかけられる社会―教室から立法まで(イデオロギーフェミニズム対学問―見せ掛けとしての女性学;ミサンドリー対男女平等―静かな革命);付録(私たちへの批評に対する応答―『広がるミサンドリー』再考;北京での政治駆け引き―国際連合もしくは女性連合?)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-797-6   4-86182-797-3
書誌番号 1113785955
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113785955

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