ドイツ古典派、ロマン主義、フリードリヒ・リスト -- MINERVA人文・社会科学叢書 -- 関西学院大学経済学研究叢書
原田哲史 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2020.6 -- 22cm -- 381p

資料詳細

タイトル 19世紀前半のドイツ経済思想
副書名 ドイツ古典派、ロマン主義、フリードリヒ・リスト
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書 関西学院大学経済学研究叢書
著者名等 原田哲史 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2020.6
大きさ等 22cm 381p
分類 331.234
件名 経済学-ドイツ-歴史-19世紀
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1958年 生まれ。1980年 福島大学経済学部卒業。1982年 名古屋大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(後期課程に進学)。1987年 ドイツ・フライブルク大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在 関西学院大学経済学部教授。主著『アダム・ミュラー研究』ミネルヴァ書房、2002年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:スミス経済思想の移入から客観的な使用価値論の形成へ. ロッツにおける客観的な使用価値論と「共通の意見」概念. ラウにおける「政治経済学」の定義,経済学史の把握,「種類価値」概念の提起. ドイツ古典派の経済学構想の意味. ドイツ・ロマン主義の経済思想家における啓蒙と野蛮の問題. アダム・ミュラーの自由論と世代間倫理. アダム・ミュラーにおける“Staatskunst”の構想. ドイツ・ロマン主義の人文的側面と経済・国家的側面との連接. フリードリヒ・リストの行動と著述の軌跡. 『国民的体系』と「農地制度論」. 小林昇のリスト研究とこれから. 19世紀前半のドイツから現代へ. K.ブラント ドイツ経済学史 Freiburg i.Br.,2 Bde.,1992-93. B.P.プリッダート〈高柳良治・滝口清栄・早瀬明・神山伸弘訳〉『経済学者ヘーゲル』御茶の水書房,1999年〈原書,Berlin 1990〉. B.P.プリッダート 価値,意見,意味-メンガー以前のドイツ経済学における主観価値論の伝統 Marburg 1997. 諸田實『フリードリッヒ・リストと彼の時代-国民経済学の成立』有斐閣,2003年
要旨 19世紀前半のドイツにおける、イギリス古典派の予定調和観を継承しつつも価値論に手を加えたドイツ古典派、非産業主義の異端者として世代間継承を主張したドイツ・ロマン主義、保護貿易による産業化を主張し拡張主義を含んだフリードリヒ・リスト、これら3つの経済思想に着目して、織りなす思想空間を描き出すとともに、その客観的な使用価値論、世代間倫理、産業化と拡張主義、の現代的な意味を探る。
目次 序 多様な諸思想のアンサンブルとしての19世紀前半のドイツ経済思想;第1部 ドイツ古典派(スミス経済思想の移入から客観的な使用価値論の形成へ;ロッツにおける客観的な使用価値論と「共通の意見」概念;ラウにおける「政治経済学」の定義、経済学史の把握、「種類価値」概念の提起;ドイツ古典派の経済学構想の意味);第2部 ドイツ・ロマン主義(ドイツ・ロマン主義の経済思想家における啓蒙と野蛮の問題;アダム・ミュラーの自由論と世代間倫理;アダム・ミュラーにおける“Staatskunst”の構想―当時の国家・経済学の概念規定と、ゲーテ『タッソー』への言及との関連で;補論 ドイツ・ロマン主義の人文的側面と経済・国家的側面との連接);第3部 フリードリヒ・リスト(フリードリヒ・リストの行動と著述の軌跡;『国民的体系』と「農地制度論」;小林昇のリスト研究とこれから);結 19世紀前半のドイツから現代へ;解題
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08830-0   4-623-08830-8
書誌番号 1113787649

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