「夢」で若者を追い詰める大人たち -- イースト新書 --
高部大問 /著   -- イースト・プレス -- 2020.6 -- 18cm -- 278p

資料詳細

タイトル ドリーム・ハラスメント
副書名 「夢」で若者を追い詰める大人たち
シリーズ名 イースト新書
著者名等 高部大問 /著  
出版 イースト・プレス 2020.6
大きさ等 18cm 278p
分類 370.4
件名 教育
注記 文献あり
著者紹介 1986年大阪府生まれ。慶應義塾大学商学部卒。中国留学を経てリクルートに就職。自社の新卒採用や他社採用支援業務などを担当。子どもたちを上から目線で評価しない支援を模索すべく、多摩大学の事務職員に転身。現在は大学以外にも活動領域を広げる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 悪意なき大人たちによる「夢を持て」の大合唱。そのことに多くの若者たちが苦しめられている。教育関係者も本音では気づいていないがらも、語られることがない、ドリーム・ハラスメントの実態を、数々のインタビューと歴史的な経緯などから紐解く。
要旨 犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。
目次 第1章 夢に食い殺される若者たち(どこへ行っても夢まみれの社会;夢はただの後付け物語;夢にねじ曲げられる若者の個性;正解志向と忖度力は当然の帰結);第2章 職業以外の夢が認められない異常(「夢=職業」という画一的な夢観;曖昧にしてきた夢の定義;職業観の変遷と夢化);第3章 タチの悪い悪意無き共犯者たち(悪意無き教師と保護者;教師という職業的宿命;教師を動かしたもう1人の犯人;夢は大量生産できなかった日本);第4章 夢を持たないとヒトは死ぬのか(『夢をかなえるゾウ』の空白地帯;夢を持たない生き方;大きな夢より小さな成功体験);第5章 それでも夢を持たせたいならば(近くを見よという逆説;夢は宿るもの;実現しても終わりではない夢の続き;夢のある社会への改築こそ大人の仕事)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7816-5124-8   4-7816-5124-0
書誌番号 1113789030
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113789030

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瀬谷 公開 Map 370 一般書 利用可 - 2066688731 iLisvirtual