叢書・ウニベルシタス --
フィリップ・ブォナローティ /著, 田中正人 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2020.6 -- 20cm -- 768,74p

資料詳細

タイトル 平等をめざす、バブーフの陰謀
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 フィリップ・ブォナローティ /著, 田中正人 /訳  
出版 法政大学出版局 2020.6
大きさ等 20cm 768,74p
分類 235.06
件名 フランス革命(1789~1799)
個人件名 グラッキュス・バブーフ
注記 原タイトル:Conspiration pour l’egalite dite de Babeuf
注記 年表あり
著者紹介 【フィリップ・ブォナローティ】1761年イタリア・ピサ生まれ、1837年パリで没。洗礼時のフルネームはフィリッポ・ジュゼッペ・マリーア・ロドヴィーコ・ブォナローティであった。1793年にフランス帰化。恐怖政治家と訴えられてパリに召喚、収監されたル・プレシ監獄でバブーフらと結びつき、釈放後、〈パンテオン・クラブ〉の設立に参加。「バブーフの陰謀」指導部(秘密総裁府)のひとりとして逮捕、ヴァンドーム裁判で流刑宣告。しかし、「殺人的風土」の地への流刑は免れ、97年から1801年までペレ島、オレロン島に、1806年からはジュネーヴに移り、カルボナリ党の活動への参加、フリーメーソン支部の結成など、秘密結社活動を続行。23年にはスイスから追放され、24年からブリュッセルに。30年革命の報せにパリに戻る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 あらゆる革命理論に多大な影響を与える重要文献。裁判などの証拠資料も合わせた全訳。「平等」が現実的なものとなって初めて、「自由」も現実的に保証されるとするバブーフの思想の意義が、いま明らかになる。
要旨 平等をめざし、自由で幸福で平和に持続する形態を社会に与えることをめざしたとされる、いわゆる「バブーフの陰謀」。バブーフは処刑されたが、著者ブォナローティは処刑を免れ、30年後に亡命先で資料・証言を収集し本書を著した。「平等」が現実的なものとなって初めて、「自由」も現実的に保証される、とするバブーフの思想の意義が、いま明らかになる。あらゆる革命理論に多大な影響を与える重要文献。裁判などの証拠資料も合わせた全訳。
目次 革命の諸局面―テルミドールまで;平等擁護派―“パンテオン・クラブ”の創設と解散;秘密総裁府―設置とその組織;蜂起に向けて―警察隊の叛乱、そして山岳派との提携;蜂起直前―情勢判断と戦術会議;平等者の共和国―財産・労働共同体と人民主権;市民の共和主義的紐帯と統治機構;教育―新しい社会道徳の涵養;蜂起後の施策。しかし密告による挫折;ヴァンドーム高等法廷;証拠書類篇;補足資料
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01117-7   4-588-01117-0
書誌番号 1113789386
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113789386

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