クリストファー・E・フォース /著, 夏井幸子 /訳   -- 東京堂出版 -- 2020.6 -- 22cm -- 503p

資料詳細

タイトル 肥満と脂肪の文化誌
著者名等 クリストファー・E・フォース /著, 夏井幸子 /訳  
出版 東京堂出版 2020.6
大きさ等 22cm 503p
分類 498.02
件名 公衆衛生-歴史 , 肥満症 , 社会的差別-歴史
注記 原タイトル:FAT
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【クリストファー・E・フォース】アメリカ・カンサス大学歴史学教授・人文学部長。ジェンダー、セクシュアリティ、人体や感覚についての文化史(とりわけ近代フランス、英米)やヨーロッパの知の営み・文化の歴史など研究対象は広範囲に及ぶ。著書は『Zarathustra in Paris: The Nietzsche Vogue in France,1891-1918』(2001)など多数。その他『Fat:Culture and Materiality』(2014)の共編者、「Cultural History」誌の編集長を務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「脂肪」は、時代や地域によってさまざまに解釈されてきた。歴史・文化・宗教・言語学など幅広い観点から、肥満についての人々のとらえ方の変遷と理由を探り、そのことが「スリムな身体」信奉へとつながっていると述べる。「脂肪」についての文化誌。
要旨 「富・権力・多産・美」の象徴から「不健康・不快・野蛮・下流」へ―古代から現代まで数千年に及ぶ偏見と嫌悪の歴史をたどる。
目次 はじめに 場違いの生;第1章 生命の源―脂肪をめぐる考察;第2章 肥沃な曖昧性―農業的なイマジネーション;第3章 古代の食欲―贅沢と柔らかさの地理学;第4章 キリスト教徒の肥満―腹とその下にあるもの;第5章 ノーブルな脂肪?―中世の肥満;第6章 「地の脂肪」―なぜよい雄鶏は太っていないのか;第7章 スパルタの幻影―ユートピア国家と近代性の課題;第8章 油脂と優雅さ―脂肪を待ち受ける新たな試練;第9章 野蛮な欲望―「原始的な」肥満と「文明的な」痩身;第10章 肉体のユートピア―超越という近代の夢;結び 清浄と軽さ、そして歴史の重さ
ISBN(13)、ISBN 978-4-490-21033-0   4-490-21033-7
書誌番号 1113789842
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113789842

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