大学入試改革・教育政策を問う -- 集英社新書 --
阿部公彦 /著, 沼野充義 /著, 納富信留 /著, 大西克也 /著, 安藤宏 /著, 東京大学文学部広報委員会 /編   -- 集英社 -- 2020.6 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル ことばの危機
副書名 大学入試改革・教育政策を問う
シリーズ名 集英社新書
著者名等 阿部公彦 /著, 沼野充義 /著, 納富信留 /著, 大西克也 /著, 安藤宏 /著, 東京大学文学部広報委員会 /編  
出版 集英社 2020.6
大きさ等 18cm 238p
分類 810.9
件名 国語・国字問題-日本 , 入学試験-大学-日本 , 教育政策-日本
著者紹介 【阿部公彦】1966年生まれ。東京大学教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「読解力」とは何か 阿部公彦著. 言葉の豊かさと複雑さに向き合う 沼野充義著. ことばのあり方 納富信留著. 古代の言葉に向き合うこと 大西克也著. 全体討議
内容紹介 一連の「国語」改革は何が問題なのか。日本社会全体に蔓延した「ことば」に対する偏った見方とは何か。そして、なぜ今の時代にこそ文学的知性と想像力が重要なのか。東大文学部の有名教授陣による、緊急講演録。
要旨 大学入試改革や新学習指導要領の公示により、「国語」をめぐる様々な変更点が注目を集めている。「論理国語」「文学国語」といった区分が新たに誕生し、新・大学入試共通テストでは実用的な文章の読解が増加する見込みだ。また、それに連動して、高等学校の「国語」からは文学の比重が減ることが予想されている。このように「実用性」を強調し、文学を特殊な領域に囲い込もうとする大学入試改革・教育政策はいかなる点で問題なのか。この変化の背景にある、日本社会全体に蔓延した「ことば」に対する偏った見方とは何か。そして、なぜ今の時代にこそ文学的知性と想像力が重要なのか。東京大学文学部の五名の教授陣が、各専門の立場から問題意識を熱く語った、必読の講演録!
目次 第1章 「読解力」とは何か―「読めていない」の真相をさぐる(「読解力がない!」とはどういうことか;「読解力がない!」は読み手だけの問題なのか ほか);第2章 言葉の豊かさと複雑さに向き合う―奇跡と不可能性の間で(簡単な表現でも「正しく」翻訳できるとは限らない;文学的教養の大事さ ほか);第3章 ことばのあり方―哲学からの考察(哲学から考える問題の本質;ことばをツールとする態度 ほか);第4章 古代の言葉に向き合うこと―プレテストの漢文を題材に(古代の言葉を読み解くこと;ポライトネスと「忖度」―漢文の表現から ほか);第5章 全体討議
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-721124-5   4-08-721124-X
書誌番号 1113790686

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港北 公開 Map 810 一般書 利用可 - 2066526375 iLisvirtual
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