薄っぺらな大人をつくる実学志向 -- 平凡社新書 --
榎本博明 /著   -- 平凡社 -- 2020.6 -- 18cm -- 220p

資料詳細

タイトル 教育現場は困ってる
副書名 薄っぺらな大人をつくる実学志向
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 榎本博明 /著  
出版 平凡社 2020.6
大きさ等 18cm 220p
分類 370.4
件名 教育
著者紹介 1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。博士(心理学)。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授などを経て、現在、MP人間科学研究所代表、産業能率大学兼任講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 いま、教育の現場では、あらゆる学習において実用性を重視する実学志向が強まっている。だが、教育には何が大切か、いま一度、立ち止まって考える必要があるのではないか。教育界の現状や教育改革の矛盾を指摘し、学校教育の在りかたに警鐘を鳴らす。
要旨 いま、教育の現場では、英会話を小学校から始めるようになったり、2022年度から、高校の国語の授業で契約書の読み方を学ばせるなど、あらゆる学習において実用性を重視する実学志向が強まっている。だが、基礎知識やものごとを深く考える力を身につけさせずに、変化の激しい時代に柔軟に生きることはできるのだろうか…。社会に出てほんとうに役に立つ教育には何が大切なのか。教育界の現状や教育改革の矛盾を指摘し、学校教育のあり方に警鐘を鳴らす。
目次 第1章 「授業が楽しい」とは、どういうことか(「授業が楽しい」を、安易にとらえる風潮への疑問;「英語の時間が楽しい」という調査結果についての誤解 ほか);第2章 「能動的に学ぶ」が誤解されている(「知識伝達‐知識受容型」教育への批判;「教えない授業」が能動的・主体的な学びなのか ほか);第3章 学力低下にどう対処すべきか(算数ができない大学生;知識を軽視する教育の危うさ ほか);第4章 楽しいことしかやりたくない!(だれだって、好きなことだけしていたい;キャリアデザイン教育への疑問 ほか);第5章 学校の勉強は役に立つ(役に立たない勉強は「したくない!」;教養を深めるような授業こそ大事 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85943-0   4-582-85943-7
書誌番号 1113790723
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113790723

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保土ケ谷 公開 Map 370 一般書 利用可 - 2066350161 iLisvirtual