静流藤娘紀行 --
笙野頼子 /著   -- 講談社 -- 2020.6 -- 20cm -- 301p

資料詳細

タイトル 会いに行って
副書名 静流藤娘紀行
著者名等 笙野頼子 /著  
出版 講談社 2020.6
大きさ等 20cm 301p
分類 913.6
注記 文献あり
著者紹介 1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年『タイムスリップ・コンビナート』で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 師匠は私を作家にしてくれた。二度目に会った時はお骨になっていた。苦節の十年、彼はずっと後ろに「いて」くれた…。私淑する宇宙的私小説作家・藤枝静男。その深淵を新エピソードとともに読み解く。他の誰にも書けない、敬慕の情に満ちた「師匠説」。
要旨 戦争、拷問、結核を超えキリストもマルクスも彼は信じない。仏像を床の間に置き天皇を叱る。一日に四百人の眼球を診察し茶碗が空を飛ぶ私小説を書いた。宇宙的私小説作家藤枝静男の人と文学。
目次 これから私の師匠説を書く;師匠にお手紙を書く;志賀直哉・天皇・中野重治・共産党・師匠・金井美恵子・朝吹真理子・吉田知子・海亀の母・キティ・宮内淳子・私…?;師匠、師匠、何故に?かのやふに長き論考を残し賜ひしや;「「暗夜行路」雑談」・「五勺の酒」、という中黒丸で「冷静に」つなぐ後日談;特権階級意識の潜在と天皇への親愛感;このまま真っ直ぐ行けばよいのか?―『暗夜行路』・『田紳有楽』・越えられない壁>>>>「二百回忌」;「夢、夢、埒もない夢」、「エーケル、エーケル」と、…師匠はこだわりなく作中に書いている。とはいうものの『田紳有楽』は常に、自覚的に書かれている故に成功したのであると私は言いたい…。;さあここで国語の試験問題です、これを書いている僕はどんな人か?;池は魂、水は欲望の通路、茶碗は割って沈めた自我、水棲生物は過去の記憶え?そんなのあらすじ紹介の横にきちんと纏めとけだって、しかしそんな事したらあのめくるめく錯綜がぶつぶつに切れてしまう。ていうか既に支離滅裂寸前だし。なので引用もどんどん、後ろに纏めます。;最終回に仕残したもの?しかしすべて日本も、とうとう、最終回なのかも?―やめろ一億焼け野原!審議拒否しろ(後述)日米FTA#;というわけでニッポン合掌 ニッポン馬鹿野郎、首相と一緒にラグビー見ていた?何も知らずに? ニッポン、終末;「犬の血」と「イペリット眼」、私小説における、医者的報道的自我について;「硝酸銀」はフィクション、『空気頭』は「真実」、「冬の虹」は遠景記録物、そして師匠にとっての、戦争とは?;『空気頭』の一行空きについて引用する;妻の遺骨、『悲しいだけ』、「庭の生きもの」、「雛祭り」;彼の化けた骨董
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-519070-8   4-06-519070-3
書誌番号 1113791048
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113791048

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