エルサレム王国の構造 --
櫻井康人 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2020.6 -- 22cm -- 623,109p

資料詳細

タイトル 十字軍国家の研究
副書名 エルサレム王国の構造
著者名等 櫻井康人 /著  
出版 名古屋大学出版会 2020.6
大きさ等 22cm 623,109p
分類 230.45
件名 十字軍
注記 欧文タイトル:The History of the Crusaders’ States
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年 和歌山県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在 東北学院大学文学部教授、博士(文学)。著訳書『図説十字軍』(河出書房新社、2019年)ロドニー・スターク『十字軍とイスラーム世界』(新教出版社、2016年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序. 教会形成と王権. 国王戴冠と司教任命. 国政面における王権と教会. 一三世紀の聖地周辺域における托鉢修道会士の活動. 聖ヨハネ修道会の「軍事化」に見る国制構造の変化. 騎士修道会と国王宮廷会議. 騎士修道会の発展. フランク人に仕えた現地人たち. 前期エルサレム王国における都市統治構造. 十字軍国家における都市統治構造. 「医者」から見る都市社会の構造. ヨーロッパ商業都市と十字軍国家. 「ナブルス逃亡事件」とその背景. 十字軍国家における農村支配. フランク人による農村支配の変容とほころび. フランク人による農村支配の限界. 結
要旨 “キリスト教対イスラーム”を超えて多様な人々からなる社会の全体像へ。第1回十字軍によって生まれた「聖地防衛国家」は、内と外の異教徒とともになぜ存続しえたのか。祈る人、戦う人、働く人が都市と農村で形づくる王国の姿を、ヨーロッパとの関係も含め、精緻な史料分析から初めて解明した画期的労作。
目次 第1部 祈る人―教会人たち(教会形成と王権;国王戴冠と司教任命;国政面における王権と教会;一三世紀の聖地周辺域における托鉢修道会士の活動);第2部 戦う人―騎士修道会、およびフランク人に仕えた現地人たち(聖ヨハネ修道会の「軍事化」に見る国制構造の変化;騎士修道会と国王宮廷会議;騎士修道会の発展;フランク人に仕えた現地人たち);第3部 働く人(1)―ブルジョワと都市社会(前期エルサレム王国における都市統治構造―都市エルサレムのブルジョワを中心に;十字軍国家における都市統治構造;「医者」から見る都市社会の構造;ヨーロッパ商業都市と十字軍国家);第4部 働く人(2)―フランク人と農村社会(「ナブルス逃亡事件」とその背景;十字軍国家における農村支配―通訳官・書記官・ライース;フランク人による農村支配の変容とほころび―マルシリオ・ゾルジの『報告書』を手がかりに;フランク人による農村支配の限界)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0991-1   4-8158-0991-7
書誌番号 1113791506

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