乱世を語りつぐ --
松尾葦江 /編   -- 花鳥社 -- 2020.5 -- 22cm -- 288p

資料詳細

タイトル 軍記物語講座 第4巻
各巻タイトル 乱世を語りつぐ
著者名等 松尾葦江 /編  
出版 花鳥社 2020.5
大きさ等 22cm 288p
分類 913.43
件名 軍記物語 , 軍記物語-歴史-室町時代
注記 付:軍記物語講座第四巻しおり(10p 19cm)
注記 年表あり
著者紹介 1943(昭和18)年神奈川県生まれ。博士(文学)。専門は日本中世文学、特に軍記物語。主な著書:『平家物語論究』(明治書院、1985年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:室町という時代 坂井孝一著. 『曽我物語』の女性たち 小井土守敏著. 曽我物語における挿入説話の問題 鈴木元著. 『義経記』の構想力と遊戯性 藪本勝治著. 『義経記』の時代 西村知子著. 判官物の古状型往来 本井牧子著. 『明徳記』における「弓矢」 大坪亮介著. 嘉吉の乱関係軍記にみる叙述のあり方 瀬戸祐規著. 和歌を詠む赤松教康 藏中さやか著. 『応仁記』一巻本・二巻本の成立 山上登志美著. 『鎌倉大草紙』とその周辺 田口寛著. 「後南朝」の軍記物語 武田昌憲著. 「戦国軍記」の範囲 笹川祥生著. 家伝史料『結城軍記』諸本の相関関係 髙橋恵美子著. 十七世紀初頭における幸若舞曲享受の一様相 小林健二著. 物語草子の闘諍・合戦譚 大島由紀夫著
内容紹介 文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。
要旨 軍記物語が華やかに開花したのは、室町文化の中であった。文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。
目次 1 室町という時代(室町という時代);2 武家政権の陰に 曽我物語・義経記(『曽我物語』の女性たち―“女語り”の物語は女性をいかに語ったか;曽我物語における挿入説話の問題;『義経記』の構想力と遊戯性―弁慶像を中心に;『義経記』の時代―『謡曲拾葉抄』『異本義経記』からみる『義経記』享受;判官物の古状型往来―古状で綴られる義経・弁慶の生涯);3 つづく戦乱 明徳記・嘉吉記・応仁記・鎌倉大草紙・後南朝関係軍記(『明徳記』における「弓矢」;嘉吉の乱関係軍記にみる叙述のあり方―謀叛の動機と自家の功績に対する認識の観点から;和歌を詠む赤松教康;『応仁記』一巻本・二巻本の成立―『野馬台詩』の呪縛からの解放;『鎌倉大草紙』とその周辺―「作品」として考えるために;「後南朝」の軍記物語);4 戦国から偃武へ 戦国軍記・家伝・幸若舞曲・御伽草子(「戦国軍記」の範囲―細川政元殺害の記録を例に;家伝史料『結城軍記』諸本の相関関係―『小山記』『長沼日記』と対照して;十七世紀初頭における幸若舞曲享受の一様相―梵舜の書写活動をめぐって;物語草子の闘諍・合戦譚)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909832-24-5   4-909832-24-6
書誌番号 1113792493
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113792493

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