榛葉英治 /〔著〕   -- 文学通信 -- 2020.6 -- 19cm -- 294p

資料詳細

タイトル 城壁
著者名等 榛葉英治 /〔著〕  
出版 文学通信 2020.6
大きさ等 19cm 294p
分類 913.6
注記 河出書房新社 1964年刊の再刊
著者紹介 1912年、静岡県掛川町生まれ。1936年、早稲田大学文学部英文科を卒業、旧満州(現中国東北部)に渡り、1937年、関東軍の大連憲兵隊に英語通訳として勤務。1939年、満州国外交部に職を得る。1945年召集され、満州で終戦を迎える。1946年、日本に引揚げ。帰国後、「渦」(『文芸』1948年12月)などの作で注目される。1958年、『赤い雪』(和同出版社)で第39回直木賞を受賞。自身の引揚げ、抑留体験をもとにした『極限からの脱出』(読売新聞社、1971年)などにはじまる歴史物の他、純文学から大衆向けの小説、エッセイまで幅広く執筆。釣りについてのエッセイやルポルタージュの草分けでもあり、『釣魚礼賛』(東京書房、1971年)は版をかえて長く読みつがれた。1993年、自伝『八十年現身の記』(新潮社)を刊行。1999年、死去、86歳。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 南京大虐殺事件をどういう立場から、どういう言葉で残し、記憶していくのか。1964年に河出書房新社から刊行された、直木賞作家が描いた問題作『城壁』を、いま、新たに光をあてるべく、半世紀を経て遂に復刊。
要旨 『城壁』は、南京大虐殺事件を複数の視点から描き出したばかりではなく、それをいかに歴史として残していくかを問うた最初の小説として、記憶されなくてはならない―。南京事件を正面からとりあげた唯一の長編小説といってもよい本書を、忘却の彼方から引きずり出す。南京事件をどういう立場から、どういう言葉で残し、記憶していくのか。いま、新たに光をあてるべく復刊する。
ISBN(13)、ISBN 978-4-909658-30-2   4-909658-30-0
書誌番号 1113793192
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113793192

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