混淆するアニメーションとその空間 --
宮本裕子 /著   -- 水声社 -- 2020.6 -- 22cm -- 293p

資料詳細

タイトル フライシャー兄弟の映像的志向
副書名 混淆するアニメーションとその空間
著者名等 宮本裕子 /著  
出版 水声社 2020.6
大きさ等 22cm 293p
分類 778.77
個人件名 フライシャー,M.
注記 文献あり 作品目録あり 年譜あり
著者紹介 明治学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。現在は、明治学院大学言語文化研究所研究員、明治学院大学、東京造形大学、法政大学非常勤講師。専門は映画・アニメーション研究。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 フライシャー兄弟の美学とはいかなるものだったのか?混淆する映像空間に拓かれたフライシャー・アニメーションの創造力を、1920~30年代アメリカの社会・文化状況、映像制作技術、さらには現代日本のアニメーションへも射程を広げながら展望する。
要旨 実写映像のトレースによって描かれたアニメーション、実写の人物とアニメーション・キャラクターの直接的なやりとり、ミニチュアの舞台装置の中で動く漫画絵―“実写”と“アニメーション”のはざまに描き出されたフライシャー兄弟の美学とはいかなるものだったのか?「ベティ・ブープ」や「ポパイ」による成功の傍ら、混淆する映像空間に拓かれたフライシャー・アニメーションの創造力を、1920~30年代アメリカの社会・文化状況、映像制作技術、さらには現代日本のアニメーションへも射程を広げながら展望する。
目次 序章 フライシャー兄弟の映像的志向;第1章 フライシャー兄弟とその作品;第2章 「インク壺」シリーズにおける異なる空間の隣接;第3章 動きの次元における異質なものの混淆―キャロウェイ三部作のロトスコープ映像;第4章 ステレオプティカル映像における階層性と質感の不統一―「ポパイ」スペシャル版とアラビア的空間;第5章 映像的志向性の帰結するところ―『ガリヴァー旅行記』と『バッタ君町に行く』;終章 混淆する映像の系譜と二項対立の撹乱―フライシャーの映像的志向性が示すもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0497-9   4-8010-0497-0
書誌番号 1113794381
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113794381

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