文化人類学的探究 --
川田牧人 /編, 白川千尋 /編, 飯田卓 /編   -- 春風社 -- 2020.5 -- 22cm -- 470,10p

資料詳細

タイトル 現代世界の呪術
副書名 文化人類学的探究
著者名等 川田牧人 /編, 白川千尋 /編, 飯田卓 /編  
出版 春風社 2020.5
大きさ等 22cm 470,10p
分類 387.9
件名 呪術
注記 索引あり
著者紹介 【川田牧人】成城大学文芸学部教授。文化人類学、宗教人類学。『「人新世」時代の文化人類学』(共著、放送大学教育振興会、2020年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代世界において呪術を問うこと 川田牧人著. 偶然と必然を結ぶ妖術 近藤英俊著. 呪術・宗教・科学を再考する 中村潔著. 呪術が禁止されるとき 松尾瑞穂著. カザフスタンにおける伝統医療とエムシ〈治療者〉の活動 藤本透子著. 動物磁気術と催眠術の近代 島薗洋介著. ベナンにおけるブードゥのメディア転回 田中正隆著. 恐れを通じた干渉 浜田明範著. すべてははじめからわかっていた 片岡樹著. 「フェティッシュ」を飼い馴らす 中川敏著. 感覚・マテリアリティ・言葉 白川千尋著. 西欧近世の魔術信仰における感覚・実践・マテリアリティ 黒川正剛著. 不可視を「見る」、不可解を「語る」 津村文彦著. 妖術師の生成するところ 村津蘭著. あるはずのないものへの疑念 飯田淳子著. 経験されざるものを知る 飯田卓著
内容紹介 呪術の合理性とは?呪術を問うことの現在的な意義はなにか?世界の様々な呪術の、コミュニケーションとしての側面や合理性を検討し、物質性や感覚経験という切り口から呪術論をアップデートする。
要旨 呪術の合理性とは?呪術を問うことの現在的な意義はなにか?人類学の黎明期から議論されてきた問題を、物質性や感覚経験という切り口からアップデートする。
目次 総論(現代世界において呪術を問うこと;偶然と必然を結ぶ妖術―アフリカにおける妖術的現実の存在様相);第1部 多元的知識実践環境における合理性の再検討(呪術・宗教・科学を再考する―あるいは呪術における非合理性;呪術が禁止されるとき―インドにおける合理主義運動がもたらす迷信としての呪術;カザフスタンにおける伝統医療とエムシ(治療者)の活動;動物磁気術と催眠術の近代―科学と呪術のはざまにおける実践=知の誕生の素描);第2部 呪術とコミュニケーション(ベナンにおけるブードゥのメディア転回;恐れを通じた干渉―ガーナ南部における挨拶、遊び、王権闘争;すべてははじめからわかっていた―東南アジア大陸部山地民ラフの呪術と動物;「フェティッシュ」を飼い馴らす);第3部 感覚とマテリアリティの呪術論(感覚・マテリアリティ・言葉―ヴァヌアツにおける邪術と科学の関係を起点として;西欧近世の魔術信仰における感覚・実践・マテリアリティ;感覚・マテリアリティ・言葉―ヴァヌアツにおける邪術と科学の関係を起点として;西欧近世の魔女信仰における感覚・実践・マテリアリティ;不可視を「見る」、不可解を「語る」―東北タイにおける呪術と感覚経験;妖術師の生成するところ―ベナンの新宗教の実践における身体・情動・マテリアリティ;あるはずのないものへの疑念―北タイにおける呪術と情動;経験されざるものを知る―マダガスカル漁撈民ヴェズにおける霊と呪術のリアリティ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-691-0   4-86110-691-5
書誌番号 1113794412
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113794412

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