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【図書】 子どもの性欲の近代

幼児期の性の芽生えと管理は、いかに語られてきたか --
小泉友則 ／著   -- 松籟社 -- ２０２０．６ -- ２０ｃｍ -- ４６４，３０ｐ

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タイトル 子どもの性欲の近代
副書名 幼児期の性の芽生えと管理は、いかに語られてきたか
著者名等 小泉友則 ／著  
出版 松籟社 ２０２０．６
大きさ等 ２０ｃｍ ４６４，３０ｐ
分類 371.45
件名 児童－日本－歴史－江戸時代 , 児童－日本－歴史－明治時代 , 性問題－日本－歴史－江戸時代 , 性問題－日本－歴史－明治時代
注記 文献あり　索引あり
著者紹介 １９８７年生まれ。２０１２年３月、京都精華大学人文学研究科人文学専攻修了。２０１５年４月、日本学術振興会特別研究員（ＤＣ２）。２０１８年３月、総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究修了。博士学位取得（学術）。現在は関西大学・立命館大学・京都精華大学・京都文教大学・神戸看護専門学校非常勤講師。また、世界人権問題研究センター登録研究員。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 江戸時代は子どもの性に寛容な面ばかりなのか。手淫はいかに問題とされたのか。女児の性を指標とした「文明と野蛮」…。近世後期から明治期の史料から読み解く「子どもの性欲」への欲望。
要旨 近世後期から明治期の史料から読み解く「子どもの性欲」への欲望。純粋無垢な子ども観に「子どもの性欲」はなにをもたらしたのか。近代日本の「科学」の発展とともに、子どもの言動は「性欲」と関連するとみなされるようになった。同時に、この「子どもの性欲化」という現象は、日本の性に関する科学の発展をもたらした。本書で明らかにしているのは、現代にまで根付く、大人が子どもに向けている、性を管理する「目線」の歴史的発端である。
目次 序章　「子どもの性」の歴史研究における方法をめぐって；第１章　近世後期における子どもの色情・色欲に関する学的知識・認識；第２章　明治初中期における子どもの色情・色欲に関する学的知識・認識；補章　３章・４章・５章・６章共通の使用史料群についての補足情報；第３章　子どもの手淫の問題化；第４章　女児の性的早熟論とその理論的基盤の展開―子どもの性的欲望・現象が語られていくことに含まれる植民地主義的視点；第５章　性に関する包括的な教育論の登場と展開―性育、性欲教育、性教育；第６章　「誕生に関する質問」への問題化と「性欲」化；終章　日本近代における子どもの性欲化現象から見えること
ISBN(13)、ISBN 978-4-87984-391-3　　 4-87984-391-1
書誌番号 1113795969
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113795969

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中央 ４階社会科学 Map 371.45 一般書 利用可 - 2067281791 iLisvirtual

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