博愛主義の原点 -- 早稲田大学エウプラクシス叢書 --
佐藤雄亮 /著   -- 早稲田大学出版部 -- 2020.6 -- 22cm -- 334p

資料詳細

タイトル トルストイと「女」
副書名 博愛主義の原点
シリーズ名 早稲田大学エウプラクシス叢書
著者名等 佐藤雄亮 /著  
出版 早稲田大学出版部 2020.6
大きさ等 22cm 334p
分類 980.28
件名 女性-文学上
個人件名 トルストイ,レフ・ニコラエヴィチ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1960年、山形県に生まれる。1995年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本語科上級講師(専任)。専門は、トルストイを中心とする19世紀ロシア文学。2016年に早稲田大学から論文提出により博士(文学)取得。著書に、『選文読本-日本語参考書』(リュボーフィ・オフチンニコワと共著、モスクワ大学出版、2012年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その生涯は、多くの女性たちによって彩られていた。女性たちとの体験は、数々の名作にどのように反映されているのか。トルストイの「内なる女性像」から、卓越した創作全体をとらえる。
要旨 文豪をとりこにした女たちとその作品世界。幸福な家庭と理想的世界を結び付け、夢見たレフ・トルストイ。その「内なる女性像」から、文豪の卓越した創作全体をとらえる。
目次 第1部 カフカス(『幼年時代』における終生のテーマ―母の愛と魂の不滅を確信するが、いかに生きるべきかは分からない…;創作開始にいたるまでの試行錯誤;初期創作の到達点と限界点;「女」と現実の不条理にぶつかる;現実そのものを変える―農業経営と教育活動と恋愛);第2部 1812年と『戦争と平和』(1812年―祖国戦争の真実と夢;『戦争と平和』論―夢と夢の出会い、そして生命の誕生;「作者の逸脱」と視点の問題);第3部 『アンナ・カレーニナ』(明から暗への転換の背景;後期トルストイの誕生―「女」を解体し「愛」を残す;『見知らぬひと』はアンナ・カレーニナか―レフ・トルストイと画家イヴァン・クラムスコイ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-657-20804-0   4-657-20804-7
書誌番号 1113795971
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113795971

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