1827-2020 --
秋草俊一郎 /著   -- 東京大学出版会 -- 2020.6 -- 20cm -- 383,21p

資料詳細

タイトル 「世界文学」はつくられる
副書名 1827-2020
著者名等 秋草俊一郎 /著  
出版 東京大学出版会 2020.6
大きさ等 20cm 383,21p
分類 023
件名 出版-歴史 , 文学-歴史 , 叢書
注記 欧文タイトル:how “world literature” was tempered
注記 索引あり
著者紹介 1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、ハーヴァード大学研究員、東京大学教養学部専任講師などを経て、現在、日本大学大学院総合社会情報研究科准教授。専門は比較文学、翻訳研究など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「世界文学」とはなにか. パラダイムを輸入する. 「世界文学全集」の時代. 「世界文学全集」の光芒. 革命と世界のカタログ化. 六千万冊の夢. 「世界文学」に翻弄された男. 「世界文学」の発明. 新しい「世界文学」のヒロイン. 全集から部分集合へ、さらなるエディションへと. 「世界文学」研究
内容紹介 「世界文学」という言葉で、なにが名指されてきたのか。日・露(ソ連)・米におけるカノン(正典)の形成をめぐって、翻訳、出版、政治、教育などの観点から分析、その理念やあり方の歴史的意味を探る。日本で初めての本格的な世界文学論。
要旨 出版・翻訳・冷戦・教育といったキーワードを軸に語られる、日本・アメリカ・ソヴィエトの「世界文学」の創造と終焉、そして再生。数千万の読者をほこった「世界文学全集」はなぜ消滅したのか―文学研究という自由への冒険の書。
目次 「世界文学」とはなにか―ヴェルトリテラトゥーアの野望 1827‐2019;第1部 本邦、「世界文学」事始め(パラダイムを輸入する―モウルトンの「世界文学」論とその影響 1890‐1952;「世界文学全集」の時代―『ハーヴァード・クラシックス』と円本版『世界文学全集』 1909‐1932;「世界文学全集」の光芒―大衆教養主義の興隆と減退 1945‐2011);第2部 マルクスの亡霊たち(革命と世界のカタログ化―1918‐1925;六千万冊の夢―ソヴィエト版「世界文学全集」はいかに鍛えられたか 1967‐1977;「世界文学」に翻弄された男―東洋学者ニコライ・コンラド 1922‐1970);第3部 ワールド・リットの普及と変転(「世界文学」の発明―ウィスコンシン、マディソン 1950;新しい「世界文学」のヒロイン―1956‐2004;全集から部分集合へ、さらなるエディションへと―2004‐2018);結びにかえて 「世界文学」研究―いまからはじまる 2020‐
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-080108-9   4-13-080108-2
書誌番号 1113796487

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