ちくま学芸文庫 --
山田朗 /著   -- 筑摩書房 -- 2020.7 -- 15cm -- 450p

資料詳細

タイトル 大元帥昭和天皇
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 山田朗 /著  
出版 筑摩書房 2020.7
大きさ等 15cm 450p
分類 210.75
件名 太平洋戦争(1941~1945)
個人件名 昭和天皇
注記 新日本出版社 1994年刊の再刊
注記 文献あり 年表あり
内容紹介 大日本帝国において、天皇は軍事を統帥する大元帥であった。では、天皇は軍部からどのような情報を得て、それに対してどのような質問や意見を発していたのか。昭和天皇の戦争指導の実像を描き、その戦争責任を検証する。
要旨 大日本帝国において、天皇は軍事を統帥する大元帥であった。では、天皇は軍部からどのような情報を得て、それに対してどのような質問や意見を発していたのか。また、国策・戦略・作戦の決定に際して、どれほどの役割を果たしていたのか。史料から浮かび上がってくるのは、大元帥としての自覚と責任感を持ち、主体的に戦争指導を行っていた天皇の姿である。その軍事知識は豊富で、非凡な戦略眼によって統帥部の戦略・作戦の欠陥を鋭く指摘することもあった。昭和天皇の戦争指導の実像を描き、その戦争責任を検証する。
目次 第1章 大元帥への道(軍人としての昭和天皇の生い立ち;大元帥としての自覚―摂政時代の転換;大元帥としての天皇の役割);第2章 大陸への膨張と昭和天皇(代替わり=大元帥・昭和天皇の誕生;満州事変、二・二六事件と天皇;日中全面戦争と大本営の設置;南進・膨張戦略と天皇);第3章 アジア太平洋戦争における天皇の戦争指導(開戦決定と天皇とのかかわり;天皇による積極作戦の要求;ソロモン・ニューギニアをめぐる激戦;天皇による決戦の要求);第4章 敗戦と天皇(戦況の悪化を憂慮する天皇;戦況上奏の実態;本土決戦方針と聖断シナリオ);あとがき―昭和戦争史に果たした天皇の役割とその戦争責任
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09971-6   4-480-09971-9
書誌番号 1113797270
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113797270

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