二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶 --
霜鳥慶邦 /著   -- 松柏社 -- 2020.7 -- 20cm -- 448p

資料詳細

タイトル 百年の記憶と未来への松明(トーチ)
副書名 二十一世紀英語圏文学・文化と第一次世界大戦の記憶
著者名等 霜鳥慶邦 /著  
出版 松柏社 2020.7
大きさ等 20cm 448p
分類 930.27
件名 英語文学-歴史-21世紀 , 世界戦争(1914~1918)-文学上
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1976年、新潟県生まれ。大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。福島大学助教授・准教授を経て、大阪大学大学院言語文化研究科准教授。専門は、英語圏文学。著書に『文学理論をひらく』(共著、北樹出版、2014年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 第一次世界大戦百周年をめぐる世界的動向を踏まえた視座から、21世紀英語文学・文化における大戦の記憶の諸相を明らかにする。巻末に人名・作品名・地名・事項索引を付す。
要旨 第一次世界大戦百周年をめぐる世界的動向を踏まえた視座から21世紀英語圏文学・文化における大戦の記憶の諸相を明らかにする。ここに起こっている現象は、ナショナルな枠の内部で形成・継承されてきた戦争の記憶を批判的に乗り越えるための21世紀的想像力を養成してくれるはずだ。
目次 序章 百年の記憶、百年目の責任;第1章 「イギリス」永遠のウィルフレッド・オウェン;第2章 「イギリス」最後のトミー、すべてのトミー―ハリー・パッチが語る戦争の記憶;第3章 「イギリス」“大戦世代”不在の時代に―キャロル・アン・ダフィ「ラスト・ポスト」と傷の記憶/記憶の傷;第4章 「ベルギー」三万回の「ラスト・ポスト」が鳴り響くとき―メニン・ゲートという記憶の場/観光の場;第5章 「カナダ」癒やしと和解への長い旅路―ジョゼフ・ボイデン『三日間の旅路』とカナダ先住民の「闘い」;第6章 「オーストラリア」歴史のトリアージ―トマス・キニーリー『マルスの娘たち』における歴史記述の倫理;第7章 「アイルランド」異教徒たちだけが存在する世界で―セバスチャン・バリー『遥かなる路』における「よそ者」たちの記憶;第8章 「パキスタン」二十一世紀のヘロドトスたちとスキュラクスたち―カミラ・シャムシー『すべての石に宿る神』における「忠誠」;第9章 「イギリス」二十一世紀の『イン・メモリアム』―セバスチャン・フォークス『かつて我が心が鼓動を打っていた場所』における記憶の美学;終章 『土曜日』の気分、『秋』の気配、未来への松明
ISBN(13)、ISBN 978-4-7754-0270-2   4-7754-0270-6
書誌番号 1113797671
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113797671

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