武田幸男 /著   -- 勉誠出版 -- 2020.7 -- 22cm -- 538,12p

資料詳細

タイトル 新羅中古期の史的研究
著者名等 武田幸男 /著  
出版 勉誠出版 2020.7
大きさ等 22cm 538,12p
分類 221.035
件名 朝鮮-歴史-新羅
注記 索引あり
著者紹介 1934年生まれ。東京大学名誉教授。専門は朝鮮前近代史。著書に『学習院大学蔵 朝鮮戸籍大帳の基礎的研究』(学習院大学東洋文化研究所、1983年)、『高句麗史と東アジア』(岩波書店、1989年)、『高麗史日本伝』上・下(岩波書店、2005年)、『広開土王碑との対話』(白帝社、2007年)、『広開土王碑墨本の研究』(吉川弘文館、2009年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:新羅・法興王代の律令と衣冠制. 金石文資料からみた新羅官位制. 新羅官位制の成立. 新羅官位制の成立に関する覚書. 浦項・中城里碑の研究. 迎日・冷水里碑の立碑年次と「王教」主体. 蔚珍・鳳坪碑の「教事」主体と刑罰「執行」. 真興王代における新羅の赤城経営. 丹陽・赤城碑の「教事」主体と「教事」内容. 顔のない人物像の彼方. 「乙巳年原銘」と「己未年追銘」の研究. 蔚州書石「癸巳六月廿二日銘」の研究. 新羅六部とその展開. 新羅の法幢軍団とその展開. 新羅の二人派遣官と外司正. 私の新羅史探求の旅
要旨 本書は、日本とも関連の深い、朝鮮半島の古代史で主導的役割を担った新羅について、とくに飛躍的な発展を見せた新羅中古期(五一四~六五四年)を中心に考究。近年、陸続と発見された各種の新羅碑文を諸史料とともに精緻に読み込むことにより、当時の激動する東アジアの国際関係における、新羅の史的実態とその展開過程を明らかにする。文献史料・金石文資料双方に精通し、朝鮮古代史の先達として活躍する泰斗による待望の一書。
目次 第1編 新羅官位制の研究(新羅・法興王代の律令と衣冠制;金石文資料からみた新羅官位制 ほか);第2編 新羅「教事碑」の研究(浦項・中城里碑の研究;迎日・冷水里碑の立碑年次と「王教」主体 ほか);第3編 蔚州書石の研究(顔のない人物像の彼方―古代の環日本海路に連なって;「乙巳年原銘」と「己未年追銘」の研究―蔚州書石谷における新羅・葛文王一族 ほか);第4編 新羅支配体制の研究(新羅六部とその展開;新羅の法幢軍団とその展開 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22278-1   4-585-22278-2
書誌番号 1113800781
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113800781

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