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【図書】 遊撃とボーダー

沖縄・まつろわぬ群島の思想的地峡 -- ポイエーシス叢書 --
仲里効 ／著   -- 未來社 -- ２０２０．７ -- ２０ｃｍ -- ３２１ｐ

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タイトル 遊撃とボーダー
副書名 沖縄・まつろわぬ群島の思想的地峡
シリーズ名 ポイエーシス叢書
著者名等 仲里効 ／著  
出版 未來社 ２０２０．７
大きさ等 ２０ｃｍ ３２１ｐ
分類 312.199
件名 沖縄問題
著者紹介 １９４７年、沖縄南大東島生まれ。法政大学卒。批評家。１９９５年に雑誌「ＥＤＧＥ」（ＡＰＯ）創刊に加わり、編集長。主な著書に『眼は巡歴する』（未來社、２０１５年）など。映像関係では『嘉手苅林昌　唄と語り』（１９９４年）共同企画など。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容 内容：一九六八年沖縄・夏の別れ歌．　ガマから／ガマへ．　ブルー・ヴァリアント．　欲望された〈日本〉．　窓を開ければ．　たった一つの〈此処〉、幾つもの〈彼処〉．　「無の造型」から〈虚数〉の海まで．　流れる民、降りていく眼．　貘を阿Ｑと言ってみたかった．　死者たちの交差に萌えるもの．　仲里効・孫歌往復書簡．　境界の映画、映画の境界．　〈開かれた未完〉であり続けること．　一九七二年のメロドラマ的構造
内容紹介 いま現在の沖縄のさまざまな思想的トポスを縦横に論じ、文学や映画にまで通達する思考のダイナミズムを展開する沖縄のアグレッシヴな論客が切り拓く沖縄の思考の現在。停滞するヤマトの思考の地平にゆさぶりをかける異貌の論理が挑みかかる。
要旨 一九七二年の日本「復帰」以前の沖縄を出自として首都東京での一九六八年以降のニューレフトや在日沖縄人運動を独自の立場から闘い抜いた世代がその後の沖縄にもたらした思想とは何か。いま現在の沖縄のさまざまな思想的トポスを縦横に論じ、文学や映画にまで通達する思考のダイナミズムを展開する沖縄のアグレッシヴな論客が切り拓く沖縄の思考の現在。アジアともつながる地政的なポジションを駆使して、停滞するヤマトの思考の地平にゆさぶりをかける異貌の論理が挑みかかる。現代中国の思想史研究家・孫歌氏との往復書簡も収録。
目次 １　鏡の中の北、闇の奥のトピカ（一九六八年沖縄・夏の別れ歌―川満信一と伊礼孝の分水界を巡って；ガマから／ガマへ―沖縄戦後世代のオブセッション；ブルー・ヴァリアント―『聖なる夜　聖なる穴』の迷宮から；欲望された“日本”―作文と歌にみる模倣と鏡）；２　遠方から、遠方への工作者（窓を開ければ―“非”と“反”の果てまでも；たった一つの“此処”、幾つもの“彼処”；「無の造型」から“虚数”の海まで）；３　阿Ｑと琉Ｑと植民地的身体（流れる民、降りていく眠―『魚群記』に見る“アジア的身体”；貘を阿Ｑと言ってみたかった；死者たちの交差に萌えるもの；仲里効・孫歌往復書簡―〓扎の思想と琉球共和社会憲法）；４　アクロス・ザ・ボーダー（境界の映画、映画の境界―投影・分有・自立沖縄の夢；“開かれた未完”であり続けること―「モトシンカカランヌー」と異貌の沖縄；一九七二年のメロドラマ的構造―兄妹相姦のコロニアルな撹拌）
ISBN(13)、ISBN 978-4-624-93284-8　　 4-624-93284-6
書誌番号 1113800897
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113800897

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