芸術の起源と機能の複合性 -- 叢書・ウニベルシタス --
ヴィンフリート・メニングハウス /〔著〕, 伊藤秀一 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2020.7 -- 20cm -- 245,51p

資料詳細

タイトル ダーウィン以後の美学
副書名 芸術の起源と機能の複合性
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 ヴィンフリート・メニングハウス /〔著〕, 伊藤秀一 /訳  
出版 法政大学出版局 2020.7
大きさ等 20cm 245,51p
分類 701.1
件名 美学 , 進化論 , 芸術と科学
個人件名 ダーウィン,チャールズ・ロバート
注記 原タイトル:Wozu Kunst?
著者紹介 【ヴィンフリート・メニングハウス】1952年生まれ。マールブルク、フランクフルト、ハイデルベルクでドイツ文学、哲学、政治学を学ぶ。『無限の二重化』で大学教授資格を取得し、1989年冬学期よりベルリン自由大学一般文芸・比較文学科の正教授。1994年よりイェール大学ほかアメリカ、フランスの大学でも客員教授を務め、2012年には『美の約束』でイタリア美学会国際美学賞を受賞。2013年よりフランクフルトのマックス・プランク経験美学研究所所長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「何のための芸術か?」太古の昔に人間の技芸はいかなる機能を担っていたのか。ダーウィンが性淘汰を理論化した大著『人間の由来』の精読を通じて、美の感覚についての進化論的仮説とカントらが論じた哲学的美学を架橋する。
要旨 「何のための芸術か?」メニングハウスの問いは、ダーウィンの進化論美学へと行き着いた。近代的制度としての芸術および芸術家が生まれるはるか以前、太古の昔に人間の技芸はいかなる機能を担っていたのか。著者による全面的な改訂がほどこされた決定版。
目次 第1章 競争的な求愛と美的判断/選り好み―ダーウィンの技芸モデル(「美の感覚」―美的長所と美的判断についてのダーウィンの全般的な仮定;ダーウィンの視覚美学―身体「装飾」の理論から人間の視覚芸術へ;ダーウィンの音楽と修辞の理論;クジャク/鳴禽類と人間の芸術家―比較の功績と限界);第2章 社会的な協力と結束の推進者としての芸術(高コストで競争的な信号としての芸術、そして「マザリーズ」仮説;選好された同盟相手に「求愛する」高コストな実践として芸術的な複合媒体パフォーマンス;集団内の協力/結束を推進するものとしての共同音楽制作と複合媒体パフォーマンス;技芸の競争的効果と協力的効果の複合的混合);第3章 個体系統的自己形成(自己変形)としての技芸との取り組み;第4章 人間の技芸の進化の転用モデル―「美の感覚」、遊戯行動、テクノロジー、そしてシンボル認知が力を合わせるとき(美の感覚;性的求愛、遊戯、そして技芸;テクノロジーと技芸;シンボル認知/言語と芸術;相互作用する四つの転用適用)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01119-1   4-588-01119-7
書誌番号 1113800899
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113800899

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