選別と排除の思想 --
中谷陽二 /著   -- 弘文堂 -- 2020.8 -- 22cm -- 326,28p

資料詳細

タイトル 危険な人間の系譜
副書名 選別と排除の思想
著者名等 中谷陽二 /著  
出版 弘文堂 2020.8
大きさ等 22cm 326,28p
分類 368.6
件名 犯罪予防-歴史 , 犯罪人-歴史 , 精神医学-歴史 , 優生問題-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年東京都に生まれる。1972年東京医科歯科大学医学部卒業。1999年より筑波大学社会医学系教授(精神保健学)、2012年より筑波大学名誉教授。著書は『分裂病犯罪研究』(金剛出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生まれつきの犯罪者、変質者、サイコパス…。社会から排除される“危険な人間”をめぐる科学的言説および選別と排除のための法制度・政策とその実践について着目。多様な事象の真相に「選別と排除の思想」を探る。
要旨 社会から排除される“危険な人間”はどのように創り出されたのか。19世紀末から20世紀初頭、科学と法の交錯から保安処分と優生学を軸とする“危険な人間”をめぐる議論が熱を帯びた。排除のための選別は科学の手に委ねられ、多くの一流の学者が犯罪対策と優生政策に関わり、多様な類型が考案された。生まれつきの犯罪者、変質者、社会敵対者、改善不能者、悪質遺伝者、お荷物人間、性癖犯罪者、そしてサイコパス。21世紀の今、装いを新たに“危険な人間”の言説が蘇ろうとしていないだろうか。
目次 第1章 ロンブローゾと“生まれつきの犯罪者”;第2章 “変質”と人類の危機;第3章 科学の進歩と“社会敵対者”;第4章 “無害化”という名の排除;第5章 常習犯罪人法―一九三三年ドイツ;第6章 優生学―ユートピアから絶滅へ;第7章 障害者安楽死と精神医学者;第8章 戦前日本の優生政策と“悪質遺伝”;第9章 保安監置ルネッサンスと“性癖犯罪者”;第10章 サイコパシーと“危険な脳”
ISBN(13)、ISBN 978-4-335-65186-1   4-335-65186-4
書誌番号 1113802364

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