声と声なき声のはざまで --
河津聖恵 /著   -- ふらんす堂 -- 2020.7 -- 19cm -- 167p

資料詳細

タイトル 「毒虫」詩論序説
副書名 声と声なき声のはざまで
著者名等 河津聖恵 /著  
出版 ふらんす堂 2020.7
大きさ等 19cm 167p
分類 902.1
件名 詩-詩論・詩話
注記 日本詩人クラブ詩界賞(2021年21回)
著者紹介 1961年東京都生まれ、京都在住。京都大学文学部独文学科卒業。第23回現代詩手帖賞受賞。詩集に『夏の終わり』(ふらんす堂、第9回歴程新鋭賞)、『アリア、この夜の裸体のために』(ふらんす堂、第53回H氏賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「毒虫」詩論序説. どこかに美しい人と人との力はないか. 渚に立つ詩人. 夢の死を燃やす. 金時鐘に躓く. 黒曜石の言葉の切っ先. 花の姿に銀線のようなあらがいを想う. 「光跡」を追う旅. 二月に煌めく双子の星. 「世界」の感触と動因. 共に問いかけ続けてくれる詩人. 苦しみと悲しみを見据える石牟礼道子の詩性. 現在の空虚に放電する荒々しい鉱脈. 「にんごの味」がみちている. 日本人が聞き届けるべき問いかけ. 新たな「共同性」を希求する声. 「世界の後の世界」の美しさを信じよう. この青からより青なる青へ. 魂深くから聞こえる月母神の声. 危機感と絶望の中で自身の実存を守るために. タブーと向き合えない弱さ. 透明な武器で撃つ. しんぶん赤旗「詩壇」〈二〇一八年一月~二〇一九年十二月〉
内容紹介 深遠へと傾斜していく世界、戦争への危機意識の下、「一匹の毒虫」となることを決意した詩人・河津聖恵の渾身の評論集。声と声なき声のはざまで、詩人とはなにかを問い続ける。
要旨 声と声なき声のはざまで、詩人とはなにかを問い続ける。深淵へと傾斜していく世界、戦争への危機意識の下「一匹の毒虫」となることを決意した詩人、渾身の評論集。
目次 1 論考(「毒虫」詩論序説―二〇一五年安保法案可決以後;どこかに美しい人と人との力はないか―五十六年後、茨木のり子を/から考える ほか);2 エッセイ(花の姿に銀線のようなあらがいを想う―石原吉郎生誕百年;「光跡」を追う旅―二〇一四年初冬、福岡、柳川、長崎 ほか);3 書評(苦しみと悲しみを見据える石牟礼道子の詩性―渡辺京二『もうひとつのこの世』・『預言の悲しみ』;現在の空虚に放電する荒々しい鉱脈―黒田喜夫詩文撰『燃えるキリン』 ほか);4 時評(タブーと向き合えない弱さ―「表現の不自由展・その後」中止に寄せて;透明な武器で撃つ―京都朝鮮学校襲撃事件を中心に ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7814-1282-5   4-7814-1282-3
書誌番号 1113802856
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113802856

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