ソルボンヌのメルロ=ポンティ --
澤田哲生 /著   -- 人文書院 -- 2020.8 -- 20cm -- 332p

資料詳細

タイトル 幼年期の現象学
副書名 ソルボンヌのメルロ=ポンティ
著者名等 澤田哲生 /著  
出版 人文書院 2020.8
大きさ等 20cm 332p
分類 135.55
個人件名 メルロ・ポンティ,モリス
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1979年、静岡県生まれ。パリ東(旧第12)大学クレテイユ校人文社会科学研究科博士課程哲学・認識論専攻修了(人文科学博士号「哲学・認識論」取得)。現在、富山大学人文学部准教授。著書に『メルロ=ポンティと病理の現象学』(人文書院、2012年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. 自己中心性から中心幻想へ. 子どもの知覚. 子どもの表現. 子どもの対人関係. 性とエディプス・コンプレックスへの批判. ナルシシズムの再検討. 攻撃性の現象学. 結論
内容紹介 1949年秋、ソルボンヌ大学に着任したメルロ=ポンティは、発達心理学の知見を批判的に取り込み、子どもの現象学ともいうべき講義を開始した。メルロ=ポンティの後期思想にも繋がる重要講義を仔細に読み解く。
要旨 1949年秋、ソルボンヌ大学に着任したメルロ=ポンティは、発達心理学の知見を批判的に取り込み、子どもの現象学ともいうべき講義を開始した。ピアジェ、ワロン、リュケ、クライン、ラカンなど関連分野を広範に渉猟したその講義は、子どもという存在を哲学史上初めて主題としたきわめて貴重な試みであると同時に、人間科学をより豊かにする可能性を秘めたものであった。メルロ=ポンティの後期思想にも繋がる重要講義を仔細に読み解く。
目次 第1部 子どもの身体と知覚(自己中心性から中心幻想へ―メルロ=ポンティのピアジェへのアプローチ;子どもの知覚―超‐事物・同時性・遍在性);第2部 子どもの表現と対人関係(子どもの表現―メルロ=ポンティの児童絵画へのアプローチ;子どもの対人関係―情動性と発達の現象学);第3部 児童精神分析との対話(性とエディプス・コンプレックスへの批判;ナルシシズムの再検討―「幼児の対人関係」講義の周辺から;攻撃性の現象学―クラインを読むメルロ=ポンティ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-04112-3   4-409-04112-6
書誌番号 1113803207

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中央 5階人文科学 Map 135.5 一般書 利用可 - 2067239353 iLisvirtual