グローバル化時代の歴史教育学への挑戦 --
馬暁華 /編   -- 彩流社 -- 2020.8 -- 21cm -- 298p

資料詳細

タイトル 新たな和解の創出
副書名 グローバル化時代の歴史教育学への挑戦
著者名等 馬暁華 /編  
出版 彩流社 2020.8
大きさ等 21cm 298p
分類 372.2
件名 歴史教育-アジア(東部) , 戦争-日本-歴史 , 植民政策(日本)-歴史-明治以後 , 歴史観 , 和解
著者紹介 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了、博士(人文科学)。専門は国際関係史、アメリカ政治外交。現在は大阪教育大学教育学部グローバル教育講座准教授。主要著書に『幻の新秩序とアジア太平洋―第2次世界大戦期の米中同盟の軋轢』(彩流社、2000年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:北ビルマ・雲南戦線における日本軍の「玉砕」と慰安婦 浅野豊美著. 戦後初期国民政府の対日講和構想 段瑞聡著. 戦後日本の朝鮮植民地支配問題認識 松田利彦著. 日本・中国・台湾における歴史教育と歴史認識の相互比較 澁谷由里著. 中国の中学校・高校歴史教育における中日戦争 楊彪著 駱豊訳. 中国大学歴史教育の基礎科目における「抗日戦争」 張連紅著 駱豊訳. 東南アジア史における「記憶」の問題 岡田泰平著. 世紀の忘却を越えて 都珍淳著. 戦争博物館、犠牲をもたらすことと国家物語 マーク・カプリオ著 福井昌子訳. 記憶から人類共通の遺産へ 馬暁華著. 結びにかえて-グローバル化時代の歴史教育と歴史和解 油井大三郎著
要旨 東アジア地域の平和と共生を目指すには、国境を越える歴史認識の共有が不可欠だ!近代日本の戦争と植民地支配をめぐる諸問題をいかに歴史教育学の課題とし、その「歴史的事実」を礎石として歴史和解を実現し得るかを、さまざまな角度から、たとえば戦争と和解、歴史教育と和解、戦争の記憶と和解を中心に国際的な比較の視点を入れて和解の可能性を考える。
目次 第1部 戦争・植民地支配と和解構築(北ビルマ・雲南戦線における日本軍の「玉砕」と慰安婦―軍の作戦と民間人保護責任をめぐって;戦後初期国民政府の対日講和構想―三つの講和条約草案を手がかりに;戦後日本の朝鮮植民地支配問題認識―日韓国交未回復期(一九四五~六五年)を中心に);第2部 未完の和解―アジア地域の戦争史教育の現状(日本・中国・台湾における歴史教育と歴史認識の相互比較;中国の中学校・高校歴史教育における中日戦争;中国大学歴史教育の基礎科目における「抗日戦争」―『中国近現代史綱要』を中心に;東南アジア史における「記憶」の問題―概要と論点);第3部 記憶から歴史へ―グローバル化時代の歴史教育学の課題(世紀の忘却を越えて―日露戦争一〇〇周年記念行事を中心に;戦争博物館、犠牲をもたらすことと国家物語―日本・韓国・米国の比較研究;記憶から人類共通の遺産へ―「負」の世界文化遺産から考えるグローバル時代の和解と共生;結びにかえて―グローバル化時代の歴史教育と歴史和解)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2693-2   4-7791-2693-2
書誌番号 1113803265

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