中国現代思想の新潮流 -- 叢書・ウニベルシタス --
許紀霖 /著, 中島隆博 /監訳, 王前 /監訳, 及川淳子 /訳, 徐行 /訳, 藤井嘉章 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2020.8 -- 20cm -- 339,5p

資料詳細

タイトル 普遍的価値を求める
副書名 中国現代思想の新潮流
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス
著者名等 許紀霖 /著, 中島隆博 /監訳, 王前 /監訳, 及川淳子 /訳, 徐行 /訳, 藤井嘉章 /訳  
出版 法政大学出版局 2020.8
大きさ等 20cm 339,5p
分類 122
件名 中国思想 , 中国-外国関係-アジア(東部)
注記 索引あり
著者紹介 【許紀霖】1957年生まれ。華東師範大学歴史系教授。主に20世紀中国思想史と知識人研究及び上海都市文化研究を行っている。著作に、『中国知識人十論』(復旦大学出版社、2003)、『啓蒙の自己瓦解』(共著、吉林出版集団、2007)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:普遍性の再建 王前訳. 新東アジア秩序の構想 徐行訳. 世界的な保守主義時代の到来 徐行訳. 新天下主義と中国の内外秩序 及川淳子訳. 中国は何を根拠に世界を統治するのか 及川淳子訳. 二つの啓蒙 藤井嘉章訳. 自由主義はなぜ枢軸文明に接続しなければならないのか 藤井嘉章訳. 普遍的文明か中国的価値か 藤井嘉章訳. 中国にはリバイアサンが必要なのか 徐行訳. 儒家の孤魂、身体はどこに 王前訳. 対話 許紀霖〔ほか〕述 中島隆博〔ほか〕述 石井剛〔ほか〕述 王前訳
内容紹介 普遍という概念は、いまもなお警戒されている。中国中心主義や中国特殊論の批判を踏まえて、価値相対主義に陥ることなく、「共に享受する普遍性」としての「新天下主義」を提唱し、文明、文化、国家へと議論を展開する。
要旨 普遍という概念はいまもなお警戒されている。西洋近代も日本も自らを普遍と称し、それは数え切れない暴力を引き起こしてきた。では中国はどうなのか。本書は、中国中心主義や、中国特殊論の批判を踏まえて、価値相対主義に陥ることなく「共に享受する普遍性」としての「新天下主義」を提唱し、文明、文化、国家へと議論を展開する。
目次 第1部 来たるべき東アジア(新東アジア秩序の構想―EU式の運命共同体;世界的な保守主義時代の到来;新天下主義と中国の内外秩序);第2部 自由主義を問い直す(中国は何を根拠に世界を統治するのか;二つの啓蒙―文明的自覚か、文化的自覚か;自由主義はなぜ枢軸文明に接続しなければならないのか);第3部 国家主義を超えて(普遍的文明か中国的価値か―中国の歴史主義思潮への批判;中国にはリバイアサンが必要なのか―国家主義思潮への批判;儒家の孤魂、身体はどこに);付録 対話(許紀霖・中島隆博・石井剛・鈴木将久・林少陽・王前)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-01121-4   4-588-01121-9
書誌番号 1113804518

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 122 一般書 利用可 - 2066619829 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 122 一般書 利用可 - 2073375765 iLisvirtual